ホンダと三菱商事、新会社ALTNA設立へ…EVバッテリーを活用する電力事業を展開

ホンダ N-VAN e:
ホンダ N-VAN e:全 4 枚

本田技研工業三菱商事は、新会社「ALTNA(オルタナ)」を7月に設立する。

オルタナは、ホンダのEV・バッテリー制御技術と三菱商事の蓄電池運用やスマート充電技術を組み合わせ、EVユーザーの総保有コスト(TCO)を低減する新たなモビリティサービスと、EVバッテリーを長期に活用する新たな電力事業を展開する。

まず「バッテリーリース事業」は、ホンダが10月に発売予定の新型軽商用EV『N-VAN e:』を皮切りに、両社の関連リース会社と連携して新しいリース商品を提供する。オルタナがバッテリーの所有権を保有し、リース期間中からバッテリーの使用状況をモニタリングすることで、バッテリーの信頼性を高める。車載利用期間終了後はバッテリーを回収し、系統用蓄電池事業へ転用する。

次に「リパーパス蓄電事業」は、車載利用を終了したバッテリーを系統用蓄電池に二次利用し、電力の安定化を図る調整力を提供する。バッテリーの状態を継続的にモニタリングし、得られるデータを基に最大限活用することで、長期的・安定的な運用を実現する。


《小崎未来@DAYS》

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る