V2Gで戦略的提携、EVの双方向充電の実現めざす…中国電池大手CATLなど4社

中国の電池大手のCATL(寧徳時代)、ネタ汽車(Neta)、三六零安全科技股份有限公司、チェーンユ科技が「V2G」に関する戦略的提携を締結
中国の電池大手のCATL(寧徳時代)、ネタ汽車(Neta)、三六零安全科技股份有限公司、チェーンユ科技が「V2G」に関する戦略的提携を締結全 1 枚

中国の電池大手のCATL(寧徳時代)は6月13日、ナタ汽車(Neta)、三六零安全科技股份有限公司、チェーンユ科技との間で、「V2G」に関する戦略的提携を締結した、と発表した。

この提携に基づき、4社はV2G技術の研究開発や事業拡大などの分野で深い戦略的協力を展開し、新しいV2Gシステムを共に構築する。寧徳時代はナタ汽車に高性能で長寿命の電池を提供し、V2Gシステムの長期安定的運用を目指す。また、4社はV2Gのデモプロジェクトを共同で実施し、V2G産業の規模拡大を狙う。

電動車の急速な普及と急速充電技術の普及に伴い、グリッドは負荷増加や負荷変動などの大きな圧力に直面している。電動車の蓄電価値を活用し、グリッドとV2Gの双方向充電を実現することが新たな産業トレンドと機会となっている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る