マツダの国内販売が30%以上のマイナスに 2024年上半期

マツダCX-3
マツダCX-3全 6 枚

マツダは7月30日、2024年1~6月の生産・販売状況について発表した。国内生産・販売がマイナス、海外生産・販売がプラスとなった。グローバルでは生産・販売とも微減だった。

国内生産は乗用車が減となり36万8528台、前年同期実績を11.4%下回った。おもな車種の実績はマツダ3:4万7282台(対前年同期比プラス14.0%)、CX-30:4万1133台(プラス4.5%)、CX-5:16万1027台(マイナス7.4%)。

海外生産は乗用車が増えて22万3460台、前年同期実績を15.1%上回った。おもな車種の実績は、CX-50が好調で5万5975台(対前年同期比プラス71.9%)、マツダ3も売れており3万8060台(プラス18.1%)、CX-30が7万2328台(プラス2.0%)となっている。海外生産は、マツダブランド車のラインオフベース(CKDを除く)で集計。

グローバル生産は国内生産と海外生産の合計で、59万1988台の対前年同期比マイナス2.9%。

国内販売は乗用車、商用車がともに減り、前年同期実績を下回る6万8652台で、31.2%のマイナス。シェアは、登録車が3.5%(前年同期差マイナス1.7ポイント)、軽自動車が2.7%(プラス0.7ポイント)、総合計は3.2%(マイナス0.9ポイント)だった。

国内販売の内訳は、乗用車が6万3501台でマイナス31.9%、商用車が5151台でマイナス20.7%。登録車が4万9018台で40.1%の大きなマイナス、軽自動車が1万9634台で9.2%のプラスとなっている。おもな車種の実績はCX-5:8751台(対前年同期比プラス35.2%)、CX-30:6503台(プラス36.4%)、マツダ2:1万0424台(マイナス7.5%)。国内販売は合計で31.2%のマイナスだから、販売を伸ばした車種と減らした車種との、二つに分かれているようだ。


《高木啓》

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