陸上の宇宙船? 中国JAC傘下の「江淮1卡」が新型電動軽トラックを発表

中国JAC傘下の「江淮1卡」の新型電動トラック『帥鈴ES6天和版』
中国JAC傘下の「江淮1卡」の新型電動トラック『帥鈴ES6天和版』全 3 枚

中国の江淮汽車(JAC)傘下のトラックブランド「江淮1卡」は8月20日、新型電動トラック『帥鈴 ES6 天和版』を広州で発表した。

この新型車は『帥鈴 ES6』をベースにしたアップグレード版で、純電動プラットフォームを採用し、スマート、安全、スタイリッシュなデザインを特徴としている。これにより、物流業界の全面的なグリーン転換を支援する高価値なソリューションを提供する。

2024年1~7月までの間に、電動軽トラックの普及率は12%を超えた。中国政府が「経済社会の全面的なグリーン転換に関する意見」を発表し、電動軽トラックにとって絶好の成長機会となっている。江淮1卡は先進技術と信頼性の高い品質、安心のサービスを提供し、全シーンに対応する物流輸送のワンストップソリューションを目指している。

中国JAC傘下の「江淮1卡」の新型電動トラック『帥鈴ES6天和版』中国JAC傘下の「江淮1卡」の新型電動トラック『帥鈴ES6天和版』

江淮1卡は、全面的に電動化を推進している。帥鈴 ES6はその技術と品質の集大成であり、昨年9月の発売以来、市場とユーザーから高い評価を受けている。世界の500以上の企業もこの車を選んでいる。

帥鈴 ES6の既存ユーザーは、都市物流配送において、純電動車専用のシャシーと電動駆動ブリッジ設計、CATL(寧徳時代)の100度単包電池による長い航続と低コスト、静かで快適な使用感を評価している。

江淮1卡は、60周年を迎えるにあたり、帥鈴 ES6を天和版に大幅にアップグレード。新モデルは、「陸上の宇宙船」とも称される。

電動軽トラックにとって、特に電池の品質は重要だとしており、江淮1卡は動力電池分野のリーダーであるCATLと戦略的パートナーシップを結んでいる。

《森脇稔》

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