MGは8月28日に英国で開幕する「サロン・プリヴェ2024」において、ブランドの100周年を祝うと発表した。
MGは、このイベントに新型EV『サイバーGTSコンセプト』を出展する予定。このモデルは、今夏サプライズデビューを果たしたばかりで、今回の展示はその初期の公開の一環となる。
また、MGは『サイバースター』のロードスターも展示する。このモデルは、8月にショールームに到着して以来、初めての公開の一つとなるという。サイバースターは、シングルモーターとデュアルモーターの2つのバージョンがあり、77kWhのバッテリーを搭載し、最大316マイルの航続を誇る。デュアルモーターの「サイバースターGT」は、503hpの出力を持ち、0-100km/hを3.2秒で駆け抜ける。
サロン・プリヴェは、2024年で19回目を迎え、「英国で最もエクスクルーシブな自動車ガーデンパーティー」として知られている。イベント期間中には、サイバースターと新型『HS』の試乗も可能だ。
MGサイバーGTSコンセプトは、1968年の伝説的な「12時間セブリングレース」で最高の成績を収めた「MGC GTSセブリング」に敬意を表している。この車は、わずか6台しか製造されておらず、その中でも「メイブル」と呼ばれる車が10位に入賞し、カテゴリー内で3位を獲得した。
新型MGサイバーGTSコンセプトは、ブリティッシュ・レーシング・グリーンに仕上げられ、現代の高性能EVパワートレインを活用した後輪駆動車だ。技術的な詳細はまだ公開されていない。このコンセプトがEV時代における新しいGTSモデルの可能性を探るものであり、世界初のオープントップ2シーターEVのサイバースターの後に続くモデルになる。
