BMW、車載アプリで燃料代の支払いが可能に…燃料電池車の水素にも対応

水素ステーションでの支払いが車載アプリで可能になったBMW iX5 ハイドロジェン
水素ステーションでの支払いが車載アプリで可能になったBMW iX5 ハイドロジェン全 4 枚

BMWは9月2日、最新のBMW Operating System 8、8.5、9を搭載した全ての車両で、燃料代を車内から直接支払うことができる新機能を発表した。

ドイツ国内のアラル、エッソ、HEM、Q1、スプリント、チーム、オールグートのガソリンスタンドで利用可能。支払いには、事前にMy BMWアプリまたは車内メニューで登録したクレジットカードが使用される。

今後数週間以内に、BMW Operating System 7を搭載した車両でもこの機能が利用可能になる予定。ドイツ国内で約50万台の車両がこのサービスを利用できるようになる。

「タンク・ザールンゲン」アプリを使用すると、周辺の対応ガソリンスタンドを簡単に見つけることができる。BMW Mapsでも、オンライン決済対応のガソリンスタンドを検索できる。ガソリンスタンドに到着後、エンジンを停止すると、中央画面に支払いオプションが表示される。ユーザーはガソリンスタンドと給油ポンプを選択し、「今すぐ有効化して支払う」をクリックするだけで支払いが完了する。

また、BMW『iX5 Hydrogen』のユーザーも、H2 MOBILITY Deutschlandの水素ステーションで同様のサービスを利用できる。H2 MOBILITYは、ヨーロッパ最大の公共水素ステーションであり、3-5分の短時間で水素を補給できる。

さらに、BMWはヨーロッパの多くの国で駐車料金の車内支払いも可能にした。BMW Operating System 7、8、8.5、9を搭載した車両で、駐車ゾーンに到着すると自動的に支払いオプションが表示される。My BMWアプリに登録したクレジットカードで簡単に支払いができ、駐車場を離れると自動的に駐車予約が終了する。

これらのサービスを利用するためには、BMW ConnectedDriveアカウントまたはBMW IDが必要。車内でQRコードをスキャンし、スマートフォンで支払い情報を入力することで、簡単に設定が完了する。BMWは、支払い処理のためにサービスプロバイダーのParkopediaと提携している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  5. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る