ランチア最新モデルがフランス初上陸、新型『イプシロン』や名車『ストラトス』がクラシックカーの祭典に

ランチア・イプシロン 新型
ランチア・イプシロン 新型全 5 枚

ランチアは、9月12日にフランスで開幕する「シャンテイイ・アーツ&エレガンス・リシャール・ミル2024」に出展する。新型『イプシロン』を7月に市場に発表されて以来、初めてフランスで公開する。

今回で10周年を迎えるこのイベントは、17世紀に著名な建築家アンドレ・ル・ノートルが設計したシャトーのフランス式庭園を舞台に、800台以上の車両が展示される予定。自動車のエレガンスを競うこのイベントは、世界的に注目される存在であり、デザイナーやメーカーにとってヴィンテージカー、プロトタイプ、量産車を展示する絶好の機会となっている。

イベントは3つのコンペティションに分かれている。コンクール・デタは「世界で最も美しい車」を選出し、オリジナルの状態で保存または修復されたコレクターカーに焦点を当てる。コンクール・デレガンスはファッション界との関連を象徴するコンセプトカーのパレードであり、グランプリ・デ・クラブは40以上のクラブのメンバーが参加する。

ランチア・ストラトスランチア・ストラトス

ランチアはこのイベントにおいて、新型『イプシロン』、ランチア『Pu+Ra HPE』、ランチア『ストラトス』の3台を展示する。新型イプシロンは、7月に市場に発表されて以来、初めてフランスで公開される。100%電動モーターを搭載した2台とハイブリッドエンジンを搭載した2台が初めて試乗可能となる。

Pu+Ra HPEは、ブランドを電動化の時代に導くコンセプトカー。流線型で効率的なボディは、今後10年間のブランドのビジョンを示し、航続距離、充電時間、効率性において市場をリードする性能を誇る。

最後に、ランチアの歴史的なアイコンであるストラトスも展示される。この「ブルータルで効率的」なレーシングカーは、ラリー史上最も成功したブランドの一つとしてランチアの地位を確立した。特徴的な丸型テールライト、空力ウィング、内装の多彩な色の組み合わせは、未来的なデザインモデルとして現在も評価されている。

《森脇稔》

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