「サラリーマンの夢」叶えた! 新車の『911』を手に入れたクルマら部員ユーチューバーの「ポルシェ沼」

“くるまマイスター元”さんと新たな愛車のポルシェ911(タイプ992)
“くるまマイスター元”さんと新たな愛車のポルシェ911(タイプ992)全 19 枚

レスポンスが運営するクルマ好きのためのLINEアカウント『クルマら部』。コンテンツを楽しむことで獲得できるマイルプログラムでは、クルマら部ならではの特典を用意している。今回は「愛車と一緒にレスポンス記事に出演」権を獲得したクルマら部員の“くるまマイスター元”さん(以下、元さん)にインタビュー。なんと元さんの登場は2回目。「ポルシェ愛」をたっぷり語ってくれた1回目からの変化は…?

◆ポルシェがつないだ縁で動画配信を

“くるまマイスター元”さん“くるまマイスター元”さん

元さんは、「くるまマイスター検定2級取得 休日モータージャーナリスト」としてYoutubeでの動画配信もおこなっている(https://www.youtube.com/@carmeister-moto)。マイカーでのドライブレビューだけでなく、輸入車を中心にさまざまなクルマのレビューを、本人曰く「素人目線で」アップロードし続けている。動画のリストには、最新の高級車がズラリ。本職のモータージャーナリストも顔負けのラインアップだ。

「素人ながら、空いてる時間はなるべく趣味の1つとして続けています」と控えめにコメントする元さんだが、1回目の出演時から変化があったという。「目標としていたチャンネル登録1000人をクリアしまして。やっとユーチューバーとして広告収入もちょっとずつ頂けるようになって、より一層気合が入るというか、充実していますね」。

サラリーマンとして働く傍らユーチューバーとしても活動する元さんサラリーマンとして働く傍らユーチューバーとしても活動する元さん

アップロードする動画へのこだわりについては、「車系のユーチューバーって、ものすごくたくさんいらっしゃいますし、逆に素人ならではのざっくりとした感想というか、極力、専門用語を抑えつつ、一般の方にわかっていただけるようにようなレビューができたらなと思っています」と話す。高級車ばかりが並ぶのは、自身が乗り継いだ「ポルシェの縁」だという。ポルシェを扱っているディーラーのつながりで、神奈川にある他ブランドのディーラーを紹介してもらったりすることで試乗の機会を作っているそうだ。

各地でおこなわれる展示会やイベントにも積極的に足を運ぶ。「なるべく1週間に1本は絶対、最低限でも上げたいなと」とノルマも課しているというが、「なんだかんだ言って趣味ですからね。楽しくやれればいいかなというのが一番です」とあくまで自然体で取り組んでいる。今では「案件」と呼ばれるタイアップや、事務所からの誘いの声もかかっているのだとか。「でも、自分のペースでできなくなっちゃうことも出てくるのかなっていうのも考えて。私も普通のサラリーマンなので」。

◆有言実行!夢のタイプ992を手に入れていた

“くるまマイスター元”さんの新たな愛車のポルシェ911(タイプ992)“くるまマイスター元”さんの新たな愛車のポルシェ911(タイプ992)

そんな元さん、前回の出演時にはポルシェ好きが高じて、中古で買った『ケイマンS』から2017年に新車で『718ケイマン』を購入したと語っていた。初めての新車はこだわりのブルー。内装色も「クレヨン」というグレーと白のコンビネーションを選び、ホイールもあえてボクスターS用の19インチを履くなど予算の範囲で自分好みに仕上げた。

しかしこの時、購入から6年が経っており、「次のクルマ」について聞いたところ「理想は911のタイプ992の新型」と即答していた元さんだが、なんと、前回からわずか1年で、その理想を現実のものとしていた。まさに有言実行。「買っちゃいましたね」と元さんは笑う。

「ケイマンに乗ってる頃から、いつかは911という憧れはありました。多分 クルマ好きなら誰しも持つであろう憧れだと思います。でも、決して安い車ではないですし、サラリーマンにとっては現実的じゃないと言われるのが普通だと思うんです。でも例えば1000万円あったとして、今は銀行に預けても金利はほとんど付きませんよね。それを投資に回してうまく運用する人もいる。僕の場合はそのお金で911を買って、人生を楽しもうと。10年乗ってもそんなに価格がガクンと落ちるクルマではないですから、ある程度、1000万をキープしながら人生を謳歌できるかなと」

“くるまマイスター元”さん“くるまマイスター元”さん

元さんならではの911購入術だ。ただそこには奥様の理解があった。「妻の支えあってこそですよね。本当にもう“神様”です(笑)」。

詳しく聞いてみると、実は前回の出演時すでにオーダーを入れていたのだとか。ただ当時はコロナ禍やウクライナ情勢の影響で、911は生産が絞られていたため実際に購入できるかはかなり狭き門だったとか。それでもディーラーからの「生産されるかもわかりませんが、オーダーだけしてみますか?」という提案に乗った。

オーダーしてから約2年半、全く音沙汰がなかったところに突然、「クルマがきますので、お金を用意してください」との連絡が。「そんな急に言われてもという感じですよね(笑)ケイマンも理想の金額には届かないながらも売却しまして、なんとか前金を入れて、あとの残りは男の10年ローンでやっていける目安をつけました」。ドタバタがありつつも、努力と幸運の甲斐あって、晴れて911オーナーとなったというわけだ。

◆「完全にポルシェの沼にはまっていくのかな…」

こだわったグレー内装のレザーパッケージこだわったグレー内装のレザーパッケージ

青好きの元さんが選んだ911のボディカラーは鮮やかなシャークブルー。「これ一択でした」というお気に入りだ。内装はグレーのレザーパッケージ。高価なクルマだけにオプションは厳選したとのことだが、待望の911だけに「もうやれることはやろうと」スポーツクロノにスポーツエギゾーストも加えた。

取材時でまだ走行距離は1800km。大切に乗りながらも、軽井沢へ遠出した際には長距離移動の快適さに驚いたのだとか。「やっぱりドイツ生まれですから、アウトバーンも当然走る車だし、300km、500kmは全然余裕で行けちゃう。スポーツカーでありながら、やっぱりグランドツーリングカーなんですよね」。

そんな元さんに、意地悪な質問だと思いながらもあえてまた「次のクルマ」について聞いてみた。

“くるまマイスター元”さんの新たな愛車のポルシェ911(タイプ992)“くるまマイスター元”さんの新たな愛車のポルシェ911(タイプ992)

「ある意味もう僕の理想の中の頂点に達してしまっているので…当然、今買ったばっかりっていうのもありますし、今はまだ次のクルマは考えてないですが、これを超える車ってやっぱポルシェしかないのかなって思いますよね。Youtubeでいろんなクルマに乗るんですが、それでも他とは違う。最新のポルシェは最高のポルシェっていう言葉もある通り、新しいものはいつでも期待を超えてくるんです。完全にポルシェの沼にはまっていくのかな…」

「もう十分はまってますよ」と投げかけると、「そうですよね、もう3台目ですもんね」と笑顔が溢れた。

夢のクルマで走り始めた元さん。今後はますます動画配信者としての活動にも力を入れていくそうだ。

「くるまマイスター元として、なんだかんだスポーツカー系が多かったりするんですけど、自分のできる範囲でクルマの魅力を紹介したり、モータースポーツやイベントなどクルマのあらゆる情報を網羅して、少しでも楽しく皆さんに見ていただけるように頑張っていきます。ぜひとも応援のほど、よろしくお願いします!」

“くるまマイスター元”さんと新たな愛車のポルシェ911(タイプ992)“くるまマイスター元”さんと新たな愛車のポルシェ911(タイプ992)

■くるまマイスター元
https://youtube.com/@carmeister-moto

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《レスポンス編集部》

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