自動車向けサイバーセキュリティ、VicOneが独自工会から認証取得

VicOneの自動車向けサイバーセキュリティが独自工会から認証取得
VicOneの自動車向けサイバーセキュリティが独自工会から認証取得全 1 枚

トレンドマイクロの子会社で自動車向けサイバーセキュリティを手がけるVicOne(ヴィックワン)は、ドイツ自動車工業会(VDA)から企業の情報セキュリティ評価、TISAX(ティーザックス)のレベル3のサプライチェーン情報セキュリティアセスメントの認証を取得した。

これにより、VicOneは自動車メーカーおよびそのサプライヤーに対して最高水準のデータ保護とサイバーセキュリティを保証する企業として認定された。

TISAXは、ドイツ自動車工業会(VDA)が制定したデータ保護とノウハウの最高水準を保証する審査基準であり、増加するサイバー攻撃に対抗するために設けられた。ISO/IEC 27001標準に基づいて構築され、自動車業界のニーズに合わせて設定されている。現在、世界の自動車業界で急速に共通基準となりつつあり、自動車メーカーから周辺産業に対しての認証取得へのニーズも高まっている。

今回、認定監査機関であるSGS社による厳格な評価を経て、VicOneはTISAXレベル3のサプライチェーン情報セキュリティアセスメントの認証を取得した。既に取得しているASPICE CL2認証やISO/SAE 21434認証に加え、今回の認証取得はVicOneにとって自動車サイバーセキュリティを推進するための重要な一歩となる。

VicOneは、トレンドマイクロの子会社であり、トレンドマイクロが30年以上にわたって培ってきたサイバーセキュリティ技術をベースにしている。自動車サイバーセキュリティのグローバルリーダーとして、サイバーセキュリティにおける独自の深い知見を活かした先見性を提供し、顧客が安全でスマートな車両を開発できるよう支援している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る