ヤマハ発動機はインドネシアで、125ccクラスの新型ハイブリッドスクーター『ファッジオ ハイブリッド(Fazzio Hybrid)』を発表した。2022年に初登場して以来、Z世代の若者を中心に人気のモデルで、発売5時間で1000台をオンライン販売したという話題も振り撒いていた。
今回の発表は市場の人気に応える形で、「ファッジオ ハイブリッド Lux」と「ファッジオ ハイブリッド Neo」に新機能と新色を加えてリフレッシュ。価格は「Lux」が2395万5000ルピア(約23万円)、「Neo」が2325万5000ルピア(約22万円)、スタンダードモデルが2150万ルピア(約20万円)。
ファッジオ ハイブリッドシリーズは、レトロ感と未来感を掛け合わせたような「クラッシー(おしゃれな)」外観が特徴。多彩なカラーバリエーションの展開もあって、Z世代の若者が自分を表現する手段としても受け入れられているという。

環境に優しい125ccのBlue Coreハイブリッドエンジンを搭載し、現地のメディア試乗では68.9km/リットルという低燃費を実現したと説明する。また、スマートフォンと連携できるY-Connect機能や、スマートキーシステムなど、現代のライフスタイルに適した機能も充実。
新型ではUSBソケットやバックミラーディスプレイといった最新機能を追加。Luxではシートにエンボス加工が施されたほか、シートハンドルも変更。さらに高級感のある外観となった。新色はグリーンやピンクモーブ、ホワイトなど明るくエネルギッシュなカラー。スタンダードモデルはレッドとブラックの2色で、スポーティな雰囲気をまとっている。
ファッジオ ハイブリッドは、スタイリッシュでスマートな移動手段としてインドネシア市場の若者に注目されている。