ボッシュ、二輪車向けTFTコネクトプラットフォーム発表…EICMA2024

ボッシュの二輪車向けの新しいTFTコネクトプラットフォームのイメージ
ボッシュの二輪車向けの新しいTFTコネクトプラットフォームのイメージ全 1 枚

ボッシュは、EICMA2024において、二輪車向けの新しいTFTコネクトプラットフォームを発表した。このシステムは、スマートフォンとの連携機能を強化し、ライダーの利便性と安全性を向上させる技術だ。

従来、自動車では当たり前となっていたワイヤレスApple CarPlayのような機能が、二輪車では一般的ではなかった。しかし、ボッシュの新システムにより、ライダーはスマートフォンを安全に収納したまま、ディスプレイ上でアプリにアクセスできるようになる。

さらに、グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)との連携により、正確な位置情報も提供される。システムがLinuxとAndroid Automotiveをサポートすることで、メーカーはコンテンツの適応と統合に柔軟性を持ち、ライダーにはインターフェースデザインや追加コンテンツでより多くの選択肢が用意される。

TFTコネクトプラットフォームの重要な機能の1つが音声制御オプションだ。これにより、ライダーは走行中の安全性と利便性が向上する。例えば、音声コマンドだけで走行モードの変更が可能になる。

その他の機能はスマートフォンを介して、SiriやGoogleアシスタントを使用して操作できる。通話への応答、メッセージの口述、ナビゲーションシステムの操作、曲の選択など、全てハンズフリーで行えるようになる。

この新技術により、二輪車の運転体験は大きく変わる可能性がある。ライダーは道路に集中しながら、必要な情報やエンターテインメントにアクセスできるようになる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. ブラバスが「いかつすぎる」新型スーパーカーを発表! 1000馬力の超絶パワーに「頭抜けてる」と驚きの声
  3. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  4. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  5. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る