「自分で燃料電池を作る」トヨタ、小学生向け水素ワークショップを12月8日開催へ

トヨタ・ミライ(FCEV)の水素タンクと燃料電池モジュール
トヨタ・ミライ(FCEV)の水素タンクと燃料電池モジュール全 8 枚

トヨタ自動車は、愛知県豊田市と連携し、小学生を対象とした水素ワークショップ「自分の手で燃料電池を作ってみよう!」を12月8日に開催する。このイベントは、豊田市が推進する「水素社会構築戦略」の一環として実施される。

ワークショップでは、トヨタ自動車本社工場の燃料電池(FC)製造チームの社員が講師を務める。参加者は、同社の燃料電池車の『MIRAI』と同じ仕組みで動く小型燃料電池車を自分で組み立て、実際に走らせる体験ができる。

開催場所は豊田市博物館のセミナールームで、午前と午後の2回に分けて行われる。対象は小学3年生以上だが、水素に興味がある小学2年生以下も保護者同伴であれば参加可能だ。各回の定員は30人で、合計60人が参加できる。

このワークショップは、豊田市が進める水素社会構築に向けたプロモーション活動「水素がわかる!大作戦」の一部として企画された。市は「つくる」「はこぶ」「つかう」の3つの視点から、官民連携による水素活用の取り組みを拡充することを目指している。

同時に、豊田市博物館では水素技術を展示する「水素でつくるミライのフツー展」も開催される。この展示では、水素活用に必要な技術を3つの視点から紹介している。

トヨタ自動車と豊田市のこの取り組みは、次世代を担う子供たちに水素エネルギーの可能性を体験的に学んでもらう貴重な機会となる。

《森脇稔》

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