「琴」イメージした内装デザイン、インフィニティの最上級SUV『QX80』に採用

インフィニティ QX80 新型の内装デザインに「琴」イメージを採用
インフィニティ QX80 新型の内装デザインに「琴」イメージを採用全 8 枚

日産自動車の海外向け高級車ブランドのインフィニティは、フラッグシップSUVの『QX80』新型に、日本の伝統楽器「琴」からインスピレーションを得た内装デザインを採用したと発表した。

インフィニティは「Artistry in Motion(動きの中の芸術性)」という最新デザイン哲学に基づき、高級素材と卓越したディテールを駆使して、オープンポア木目アクセントを作り上げた。

琴の幅広さと繊細な仕上げをQX80の木目アクセントに再現することを目指した。チームはオープンポアのアッシュウッドを選び、わずかに黒ずんだ仕上げを施すことで、SENSORYグレードのセミアニリンレザーとの繊細なコントラストを生み出した。

インフィニティ QX80 新型の内装デザインに「琴」イメージを採用インフィニティ QX80 新型の内装デザインに「琴」イメージを採用

最上級のAUTOGRAPHグレードでは、琴の弦を模したアルミニウムのインレイを木目に組み込み、セミアニリンレザーとの印象的な幾何学的アクセントを実現した。

デザインチームは、100種類以上のパターンと構成を評価し、外観、触感、インフィニティの耐久性基準を満たすものを慎重に選定した。

デザインチームのビジョンを現実のものとするため、1年をかけて様々なサンプルとプロセスをテストした。チームは高精度の固体レーザー技術を採用し、オープンポアのアッシュウッドに完璧な直線のカットを施し、その下のアルミニウムを露出させた。

インフィニティ QX80 新型の内装デザインに「琴」イメージを採用インフィニティ QX80 新型の内装デザインに「琴」イメージを採用

この緻密なプロセスにより、木目を焦がしたり傷つけたりすることなくアルミニウムを露出させることができる。各アクセントピースは個別に処理され、レーザーは異なるピースの厚みと微妙な曲率を考慮して慎重に調整される。

AUTOGRAPHグレードのQX80に取り付けられる5つの木製トリムピースは、合計1時間のレーザー処理を受ける。さらに、木材の自然な木目を見せつつ、真の「オープンポア」仕上げを実現するために、適切な量のクリアトップコートを塗布することが重要だった、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  2. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  3. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る