タイガー顔にカクカクボディ、新型キア『シロス』発表…インド小型SUVの新基準へ

キア・シロス
キア・シロス全 5 枚

ヒョンデ傘下のキアは、新型コンパクトSUV『シロス』をインドで発表した。都市部のドライバーやテクノロジー好きな冒険家のニーズに応えるべく設計されたこのモデルは、デザイン、技術、空間の面で新たな基準を打ち立てることを目指している。

シロスは強化されたK1プラットフォームを採用し、多様性と最先端の技術を融合させている。同セグメント初となるスライド式、リクライニング機能付き、通気性のあるリアシートを搭載している。さらに、デュアルパネルのパノラマサンルーフや16の自動安全機能を備えたLevel 2 ADASなど、他に類を見ない特徴を多数備えている。

外観デザインは、キアの「Opposites United(対立の調和)」哲学を体現し、大胆な美学と機能的な多様性を巧みに融合させている。キアのシグネチャーであるスターマップLEDライティングが未来的で洗練された印象を与え、キアのシグネチャーデジタルタイガーフェイスがさらに存在感を高めている。

キア・シロスキア・シロス

内装は、2550mmのホイールベースを活かし、セグメント初のスライド式およびリクライニング機能付きの60:40分割リアシートを採用。これにより、荷物スペースの調整が可能となっている。さらに、前後席の通気性シートが快適性と多様性を再定義している。

テクノロジー面では、76.2cm(30インチ)のトリニティパノラマディスプレイパネルを搭載し、80以上のコネクテッド機能を備えている。ワイヤレスのApple CarPlayやAndroid Autoとのシームレスな統合も実現している。

安全性においても、シロスは16の自動運転支援機能を含むADAS Level 2を搭載。前方衝突回避アシスト、車線維持アシスト、360度カメラ、ブラインドビューモニター、ストップ&ゴー機能付きスマートクルーズコントロールなどが搭載されている。

キア・シロスキア・シロス

エンジンは、88.3kW(120ps)/172Nmを発生するスマートストリーム1.0リッターターボガソリンエンジンと、85kW(116ps)/250Nmを発生する1.5リッターCRDiディーゼルエンジンの2種類が用意されている。いずれもマニュアルとオートマチックトランスミッションとの組み合わせが可能だ。

キアの新型SUVは、先進的な技術と快適性を高次元で融合させ、インド市場におけるSUVセグメントに新たな基準をもたらすことを目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る