ハイパワーハイブリッド搭載!トヨタ『タコマ』ニューモデルをチェック[詳細画像]

トヨタ タコマ 2025年モデルの「トレイルハンター」
トヨタ タコマ 2025年モデルの「トレイルハンター」全 29 枚

トヨタ自動車は、米国市場向け中型ピックアップトラック『タコマ』の2025年モデルを発表し、8つのグレードを設定した。特筆すべきはオフロード性能が大幅に強化された「トレイルハンター」仕様と「TRDプロ」仕様だ。

両グレードには2.4リットル4気筒ガソリンハイブリッド「i-FORCE MAX」が搭載され、システム全体326hp、64.3kgm(630Nm)の大パワー大トルクを8速ATを介して路面に伝える。

トヨタ タコマ 2025年モデルの「トレイルハンター」トヨタ タコマ 2025年モデルの「トレイルハンター」

トレイルハンターにはオーストラリアの「ARB」と共同開発したパーツを多数採用。2.5インチ鍛造モノチューブショックを装備され、車高がフロントで2インチ、リアで1.5インチアップされる。さらには、33インチのグッドイヤー製「Territory R/T」タイヤが装着され、オフロード性能を向上が図られている。

外観は、ブロンズ色の「TOYOTA」ヘリテージインスパイアグリルにLEDライトバーを組み込み、独特の存在感を演出。スチール製リアバンパーや脱着式MOLLEパネル付きユーティリティバーなど、実用性と耐久性を兼ね備えたパーツを随所に採用している。

オフロード走行時の性能向上を図るため、ロープロファイルのハイマウントエアインテークを助手席側のAピラーに設置。さらに、ロックレールや高強度スチール製スキッドプレートも装着し、車体の保護にも配慮している。

トヨタ タコマ 2025年モデルの「TRD プロ」トヨタ タコマ 2025年モデルの「TRD プロ」

TRDプロの足回りには多くの手が加えられている。アルミ製のフロントTRDアッパーコントロールアームがフロントジオメトリーを最適化し、バネ下重量を軽減させている。サスペンションには、Fox製の「Quick Switch 3」ショックを採用。ダイヤルで減衰力を3段階に調整できる。

足回りは、ブラックのフローフォーミング加工を施したTRD製ホイールに33インチのグッドイヤー「Territory R/T」タイヤを組み合わせている。LEDライトバーはLEDヘッドライトと連動して照射パターンを最適化し、ホワイトLEDフォグランプは悪天候時の視認性を向上させる。

外装では、赤い牽引フック付きのARB製リアメタルバンパーやアルミ製TRDフロントスキッドプレートを装備。2025年モデルでは赤いフロントトゥフックが採用され、TRDプロ専用色として「Mudbath」が追加された。

トヨタ タコマ 2025年モデルの「TRD プロ」トヨタ タコマ 2025年モデルの「TRD プロ」

2025年モデルのタコマは、トレイルハンター、TRDプロのほかにも、「SR」、「SR5」、「TRDプリランナー」、「TRDスポーツ」、「TRD Oオフロード」、「リミテッド」を含め8グレードでの展開となる。

このうちSR、SR5、TRDプリランナーには標準のダブルキャブとは別に、実用性を追求した「XtraCab」が設定されている。XtraCabはリアキャビン収納エリア、6フィートのベッド、リアフロアのロック式収納、バックパネルのロック式収納が装備されており、2シーターと高機能の収納スペースはアドベンチャーシーンだけでなく様々な場面に対応することができる。

トヨタ タコマ 2025年モデルの「TRDプリランナー」トヨタ タコマ 2025年モデルの「TRDプリランナー」

《三国 洸大郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る