次世代車載ソフトウェア基盤を共同開発へ、QNXら3社が提携を発表…CES 2025

QNX、ベクター、TTTech Auto、が次世代車載ソフトウェアプラットフォームを共同開発
QNX、ベクター、TTTech Auto、が次世代車載ソフトウェアプラットフォームを共同開発全 1 枚

BlackBerry社の事業部門のQNX、ドイツのベクター、オーストリアのTTTech Autoの3社は、「CES 2025」において、車載基盤ソフトウェアプラットフォームの開発・販売に関して複数年にわたるグローバル事業で提携すると発表した。

この取り組みにより、自動車メーカーは煩雑かつ高コストなソフトウェア統合プロセスが不要になり、ブランドロイヤルティ、差異化、価値を創造する消費者向けアプリケーションの開発に専念できるようになる。

現在、自動車メーカーは重大なジレンマに直面している。堅牢な車載ソフトウェアプラットフォームは次世代自動車の実現に不可欠だが、社内での開発・保守作業が高コストである一方、完成後に消費者が直接得られる価値はわずかなものとなっている。さらに、数百社ものソフトウェアプロバイダーが関与することで、複雑化や統合・アップグレードのコスト増大といった問題が生じている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る