アウディ、日本全国の観光地160か所にEV用充電器を設置

アウディの「デスティネーションチャージャー」
アウディの「デスティネーションチャージャー」全 3 枚

アウディジャパンは、全国の観光地に電気自動車用充電器の設置を進め、2024年中に約160か所への配備を完了したと発表した。

この取り組みは、同社の電動化戦略に基づく充電インフラ整備の一環。設置されたのは「デスティネーションチャージャー」と呼ばれる8kWの普通充電器で、アウディのロゴが入った純正品だ。ただし、ブランドを問わず全ての電気自動車で使用可能となっている。

充電器の設置場所は、海や山などの観光地を中心に選定されている。例えば、神奈川県三浦郡葉山町にある葉山マリーナには、塩害防止ボックスを施した充電器1基が設置された。マリンスポーツを楽しむ人々にとって便利な場所だ。

長野県下高井郡山ノ内町の「ホテルグランフェニックス奥志賀」には2基が設置された。標高1500mの自然豊かな奥志賀高原にあるこのリゾートホテルは、四季折々のアクティビティを楽しめる人気スポットだ。

香川県高松市城東町にある「穴吹邸」にも2基が設置された。この施設は、築50年余りの邸宅をリノベーションした1日1組限定の宿泊施設で、美しい庭園と天守閣を備えている。

アウディは、電気自動車オーナーの長距離移動時の利便性向上を目指し、日本各地の観光施設に純正充電器を無償で設置するプログラムを展開している。これにより、電気自動車でより安心して長距離移動できる環境づくりを進めている。

さらに、2024年4月には東京・千代田区紀尾井町に150kWの急速充電器2基4口を備えた「Audi charging hub紀尾井町」をオープンした。ここでは、全ての電気自動車モデルに対応した急速充電サービスを提供している。

アウディは今後も、日本全国のさまざまな企業や団体とパートナーシップを組み、電気自動車の充電インフラ整備を拡充していく。

《森脇稔》

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