トヨタのタイ新車販売、市場シェア38.5%で首位を維持 2024年

トヨタ・ハイラックス・チャンプ(タイ仕様)
トヨタ・ハイラックス・チャンプ(タイ仕様)全 3 枚

トヨタ自動車は2024年のタイ国内における販売実績と2025年の販売目標を発表した。

2024年のタイ自動車市場全体の販売台数は57万2675台で、前年比26.2%減となった。経済の停滞や生活費の上昇、高金利、金融機関の厳格な融資方針などが市場回復の妨げとなった。

そのような厳しい環境下でも、トヨタは22万0356台を販売し、市場シェア38.5%を獲得して首位を維持した。特にエコカーセグメントが好調で、乗用車市場でトップシェアを維持している。また、ハイブリッド車(HEV)の人気が高まっており、特に『ヤリスクロス』が好評を博しているという。

商用車市場でもトヨタは44%のシェアでトップを維持した。『ハイラックス』ピックアップトラックの進化が成功を収め、特に『ハイラックス・チャンプ』は顧客ニーズに合わせたカスタマイズが可能で、ピックアップカテゴリーで7.2%のシェアを獲得した。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る