ルノー、旧車オーナー向け新アフターサービス「The Originals」発表…グローバル展開も

ルノーの旧車オーナー向け新サービス「The Originals」
ルノーの旧車オーナー向け新サービス「The Originals」全 5 枚

ルノーは、クラシックカーの愛好家やコレクター向けの新しいサービス「The Originals Renault Services」をフランスで展開すると発表した。将来的には、このサービスを国際的に展開し、他国にもアフターサービス拠点のネットワークを広げていく。

【画像全5枚】

2022年にルノーは、クラシックカー登録証の取得を可能にする車両適合性確認サービスを開始した。これにより、オーナーは車両の工場出荷日、シャシー番号、エンジン・ギアボックス番号、色、オプションなどの証明書を入手できるようになった。

今回の新サービスでは、クラシックカーに精通したルノーのアフターサービス拠点ネットワークを通じて、スペアパーツの調達が可能になる。さらに、スポーツカー、内装、一般車両などの分野に特化したブランドの長年のパートナー企業とも連携している。

また、ルノーのアーカイブから50種類の修理マニュアルが無料で公開され、オンラインチュートリアルも提供される。これにより、コレクターは自身でクラシックカーの整備や修理を行うことができるようになる。

ネットワークの専門知識も活用可能になり、フランス国内では8つの拠点がすでにトレーニングを受け、顧客を受け入れる準備が整っているという。ルノーは、このサービスを段階的に拡大し、フランス全土で25拠点まで増やす計画だ。これにより、国土の80%をカバーし、コレクターは自宅から100km以内で専門家を見つけられるようになる。

将来的には、このサービスを国際的に展開し、他国にもアフターサービス拠点のネットワークを広げていく予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
  4. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  5. 「ミニプリウスになったな」トヨタ『アクア』改良モデルの「ハンマーヘッド」採用にSNSも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る