フィアット『500e』、アルマーニ仕様2台を「本人」に納車

フィアット500e Giorgio Armani Collector's Editionとジョルジオ・アルマーニ氏
フィアット500e Giorgio Armani Collector's Editionとジョルジオ・アルマーニ氏全 6 枚

フィアットは、2025年のミラノファッションウィーク開幕に合わせて、ファッションデザイナーのジョルジオ・アルマーニ氏に限定モデル「500e ジョルジオ・アルマーニ コレクターズ・エディション」2台を引き渡した。

この納車式には、ステランティスのジョン・エルカン会長とフィアットのオリビエ・フランソワCEOが出席し、イタリア・トリノのミラフィオーリ工場で生産された限定モデルをアルマーニ氏に手渡した。この出来事は、イタリアを代表する2つのブランドのパートナーシップを象徴するものとなった。

フランソワCEOは、「今日、この2台の限定モデルをジョルジオ・アルマーニ氏に納車することで、名誉あるコラボレーションの締めくくりとなった。このコラボレーションにより、これまでにないレベルの職人技、処理、細部へのこだわりを実現することができた」とコメントした。

フィアット500e Giorgio Armani Collector's Editionフィアット500e Giorgio Armani Collector's Edition

フィアットは、持続可能な未来に向けて電気自動車の普及促進に取り組んでおり、その戦略は2つの原則に基づいている。1つは電気自動車の再定義、もう1つは美しさの強調だ。美しさは運転に喜び、責任、そして興奮をもたらし、電気自動車を魅力的かつ倫理的に正しいものにする。これにより、持続可能性への転換が促進される。

この理念のもと、フィアットのセントロ・スティーレとアルマーニのデザインチームは協力して「500e ジョルジオ・アルマーニ コレクターズ・エディション」を開発した。このモデルは、イタリアンエレガンスと世界を変えるという倫理的なコミットメントを融合させている。

フィアット500e Giorgio Armani Collector's Editionフィアット500e Giorgio Armani Collector's Edition

外装には、ダークグリーンとセラミックグレージュの2色が用意され、アルマーニの洗練された美意識を反映している。特に目を引くのは、GAロゴが大きく配されたホイールデザインだ。内装は、シェブロンステッチや3次元パターンなど、伝統的な仕立ての技法を想起させる高級感あふれる仕上がりとなっている。

技術面では、118hpの電気モーターを搭載し、WLTPサイクルで最大320kmの航続を実現。7インチTFTディスプレイや10.25インチタッチスクリーンナビ、JBLオーディオシステムなど、最新の装備も充実している。さらに、最新のADASとレベル2の運転支援システムを搭載し、安全性も高めている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ほんと? マツダ『CX-5』新型、価格は350万~420万円か
  2. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  3. 外国人の運転免許証切り替えを厳格化、訪日観光客は申請不可に[新聞ウォッチ]
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』の腰高感・ロール感を抑えてコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 話題の特定小型原付『ウォンキー』にマットホワイト追加! 大容量バッテリーも選択可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る