マツダ「クルマもヒトも、いつまでもいきいきと」…ノスタルジック2デイズ 2025

ロードスターやRX-7などのマツダブース…ノスタルジック2デイズ 2025
ロードスターやRX-7などのマツダブース…ノスタルジック2デイズ 2025全 13 枚

ノスタルジック2デイズ(2月22~23日、パシフィコ横浜)のマツダブースでは、『ロードスター』や『RX-7』など、オーナーの人生を乗せ相棒として共に過ごした大切な愛車3台が展示された。

クルマを通じて前向きに今日を生きる人の輪を広げたいと考えるマツダ。その手段を「新しいクルマの開発や販売ばかりではなく、クルマという人生を共にする相棒とともに、人もクルマもいつまでも元気にいきいきと生きる世界をつくりたい」とする。

そこで今回は、愛車とともにいきいきと生きてきたオーナー達の物語と、今年誕生40年を迎えるFC型RX-7、さらに「CLASSIC MAZDA」の取り組みを紹介した。

真っ赤な初代NA型ユーノスロードスター スペシャルパッケージ(1989年)は、発売当初に東北地方の当時60歳の女性が「還暦の赤いちゃんちゃんこ代わりに」と購入したもの。2011年にはオーナーともども大震災を経験。フェンダーの凹みはその名残だ。オーナーが90歳を迎える際、免許返納を機にマツダに譲渡された。内外装は引き取った当時のままで、敢えて修復していない。現在は「人馬一体」の原点を今に伝える広報車として活躍している。

3代目のFD型RX-7 TYPE RB Sパッケージ(1999年)は、同年に当時55歳の長崎在住の女性がアニメ『頭文字D』に登場するRX-7に一目ぼれして購入。以来25年間共にした後、80歳の誕生日に免許返納。RX-7を手放す決意がローカルニュースに取り上げられてネットにも拡散され譲渡希望が殺到するが、マツダの広報車として落ち着く。ブースには当時の「7」のナンバープレートやイグニッションキーなども展示された。

もう1台のFC型RX-7 GT-X(1988年)は、当時61歳の男性が、若き日に憧れたものの手に入れることができず、退職を機に第2の人生のパートナーとして入手したもの。これを縁あってマツダミュージアムが入手し、現在展示に向けて作業が進められているという。

また、「CLASSIC MAZDA」コーナーでは、NAロードスターのレストアやパーツ情報サービス、復刻サービスなどを、FC/FD RX-7は復刻パーツを紹介。砂型3Dプリンタ使って量産と同様の高品質なパーツ供給を造り続けていくとアピールしていた。

《嶽宮 三郎》

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