マツダとタリーズコーヒーがバイオ燃料開発で協力、コーヒーかすを燃料に

コーヒーグラウンズ(コーヒーかす)のイメージ
コーヒーグラウンズ(コーヒーかす)のイメージ全 3 枚

タリーズコーヒージャパンは、マツダのバイオマス廃棄物を燃料化する実証実験に参画した。マツダのこの取り組みに、タリーズコーヒージャパンが協力し、“コーヒーかす”の提供を開始している。

【画像全3枚】

マツダは「地域一体で挑む化石燃料を使用しないキュポラのカーボンニュートラル操業」を目指している。キュポラとは鉄を溶かす炉のことで、通常は化石燃料を使用する。これをバイオマス由来の燃料に置き換えることで、CO2排出量の削減を図る狙いだ。

タリーズコーヒーは、マツダ本社内の店舗で発生するコーヒーかす(コーヒーグラウンズ)を提供する。コーヒーかすは抽出後に発生するコーヒー粉のことで、通常は廃棄物として処理される。これを有効活用することで、廃棄物の削減にもつながる。

コーヒーグラウンズ(コーヒーかす)由来のバイオ成型炭コーヒーグラウンズ(コーヒーかす)由来のバイオ成型炭

この取り組みは、自動車産業とコーヒー業界という異なる分野の連携から生まれた。化石燃料からバイオマス廃棄物由来の燃料への転換により、カーボンニュートラルを目指すマツダと、日々の営業で必ず発生するコーヒーかすの有効活用を推進するタリーズコーヒーの構想が一致した結果だ。

マツダが目指すバイオマス燃料への全量転換実用化には、さらなる地域連携の拡大が必要となる。タリーズコーヒーもその一員として、地産地消エネルギー循環スキームの構築に協力し、研究を重ねていく方針だ。

マツダの地産地消エネルギー循環スキームイメージ図マツダの地産地消エネルギー循環スキームイメージ図

《森脇稔》

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