「マイナ免許証」3月24日にスタート、約6割が「取得を検討」も情報漏洩や悪用リスクに懸念

警察庁は「マイナ免許証」を2025年3月24日から導入(写真はイメージ)
警察庁は「マイナ免許証」を2025年3月24日から導入(写真はイメージ)全 6 枚

個人向けカーリースサービス「おトクにマイカー 定額カルモくん」を提供するナイルは、運転免許を持つ全国の男女1857人を対象に、3月24日から運用が始まる「マイナ免許証」についてインターネット調査を実施し、その結果を発表した。

マイナ免許証の認知度については、「概要も知っている」が29.9%、「聞いたことがある程度」が52.9%、「知らない」が17.1%という結果となった。8割以上が認知しているものの、概要まで知っているのは3割程度となっている。

ナイルが実施した「マイナ免許証」についてのインターネット調査結果ナイルが実施した「マイナ免許証」についてのインターネット調査結果

調査によれば、「マイナ免許証のみ」「マイナ免許証と従来の免許証の両方を持つ」合わせて約6割の人がマイナ免許証の取得を検討していることが判明した。取得を検討する理由として、カード枚数を減らしたい、管理が楽になるといった意見が挙げられた。

マイナ免許証は取得が義務ではないことや手数料や手続きの負担が軽くなるといったメリットがある一方で、情報漏洩や悪用のリスクも懸念されている。特に「情報漏洩や悪用のリスクが大きい」と回答した人は30.7%に上った。

ナイルが実施した「マイナ免許証」についてのインターネット調査結果ナイルが実施した「マイナ免許証」についてのインターネット調査結果

また、将来のモバイル運転免許証の利用については、46.4%が「利用したい」と回答した。モバイル運転免許証はスマートフォンで免許証を提示できるもので、利便性が期待されている。

《森脇稔》

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