2025年3月11~14日に掲載された[新聞ウォッチ]をまとめました(10日は休刊日)。日産の社長交代、春闘回答、部品メーカーの事故で生産停止など、紙面を賑わすニュースに事欠きませんでした。
死者・行方不明者が2万2000人を超えた東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の発生から14年。きょうの各紙にもさまざまな視点で「大震災14年」関連の特集記事を掲載している。

偉大なる経営者たちが残した名言の中には「結果がすべて」という言葉もあるが、それにしても「能力不足」とか「決められない社長」などと、社内外からボコボコに痛めつけられた挙句、途中退場を告げられるという、まるでドラマを見ているような暗澹たる思いのトップ交代である。

「春闘満額相次ぐ、要求超えも」 (読売)、「賃上げ『5%以上』相次ぐ、トヨタや日立、過去最高」(日経)――。2025年の春季労使交渉は、電機や自動車などの大手企業が集中回答日を迎えたが、きょうの各紙の大見出しにもあるように、連合が目標に掲げる「5%以上」の賃上げが続出するなど、高い水準の妥結が相次いだようだ。