1079馬力の電動スーパーカー誕生へ、アストンマーティン『ヴァルハラ』が最終テスト段階

アストンマーティン『ヴァルハラ』
アストンマーティン『ヴァルハラ』全 5 枚

アストンマーティンは、新型スーパーカー『ヴァルハラ』の公道での走行テスト画像を公開。ヴァルハラは現在、イギリス国内の公道とスペインのバルセロナ近郊のサーキットで最終的な検証段階に入っていると発表した。

アストンマーティンの新型スーパーカー『ヴァルハラ』

ヴァルハラは、アストンマーティンにとって初めての量産型ミッドシップスーパーカーであり、同社初のプラグインハイブリッド車(PHEV)でもある。パワートレインには、新開発の4リットルV8ツインターボエンジンと3基の電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用。システム合計出力は1079ps、最大トルクは1100Nmに達する。

性能面では、0-100km/h加速は2.5秒、最高速度は電子制御により350km/hに制限されている。アストンマーティンは、ヴァルハラが公道と走行路の両方で卓越した性能を発揮すると自信を示している。

アストンマーティンの車両性能・属性担当ディレクターのサイモン・ニュートン氏は、「エンジニアリングとダイナミクスチームにとって、ヴァルハラのライバルとは一線を画す前例のない動的性能は、開発中に多くの新しい機会をもたらした」とコメントしている。

ヴァルハラの生産は2025年第2四半期に開始される予定で、生産台数は999台に限定される。アストンマーティンは、F1で培った技術を投入し、デザインと走行性能を両立させた究極のスーパーカーとしてヴァルハラを位置付けている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る