コンチネンタルは、2024年に世界の電気自動車生産量トップ20社のうち18社にタイヤを供給していると発表した。
供給先には、BYD、ジーリー、フォルクスワーゲン、NIO、メルセデスベンツ、ルノーなどの主要メーカーが含まれている。欧州・中東・アフリカ地域、南北アメリカ地域、アジア太平洋地域のそれぞれで、生産量上位10社中9社に純正装着タイヤを供給しているという。
ドイツ自動車工業会(VDA)によると、世界で販売される自動車の5台に1台がすでに電気自動車となっているという。電気自動車は、バッテリーの重量により従来の内燃機関車よりも一般的に重く、発進時に瞬間的なトルクを発生させる。この荷重増加と高トルクにより、タイヤの摩耗が増加する可能性がある。また、電気自動車は内燃機関車よりも静かなため、タイヤの転がり音がより目立つようになる。
