ヤマハ発動機は、JR東海と浜名湖エリアの関係観光協会が連携するサイクリングを活用した地域創生プロジェクトに協業し、同社のスポーツ電動アシスト自転車(eBike)『YPJ』シリーズ2モデルを提供すると発表した。
JR東海道本線弁天島駅から徒歩3分に位置する弁天島海浜公園内に、浜名湖サイクリングの拠点となるレンタサイクル施設「弁天島サイクルゲート」がJR東海と舞阪町観光協会の共同運営で5月31日に開業する。ヤマハ発動機はこの施設に、同社のYPJシリーズ2モデルを10台提供し、観光客が浜名湖周辺のサイクリングを楽しめる環境を整える。
弁天島サイクルゲートの営業時間は、4月から9月までが9時~16時30分、10月から3月までが9時~16時となっている。年末年始(12月29日~1月3日)は定休日となる。レンタサイクルの予約は専用Webサイト「浜名湖サイクリング レンタサイクル予約サイト」から利用日の前日15時までに行う必要がある。

ヤマハ発動機が提供するモデルは『Wabash RT』と『CROSSCORE RC』の2種類。これらの電動アシスト自転車により、幅広い年齢層の観光客が浜名湖の自然を楽しみながらサイクリングできるようになる。
この取り組みは、サイクルツーリズムを通じた地域活性化の一環として注目されており、観光と環境に優しいモビリティの融合による新たな観光スタイルの提案となっている。