ジャガーの未来を示す『TYPE 00』日本初公開に「デカくて格好いい」「唯一無二のスタイル」と反響

ジャガーがYOSHIROTTEN氏の没入型ビジュアルインスタレーションとともに、「TYPE 00」を東京でアジア初公開
ジャガーがYOSHIROTTEN氏の没入型ビジュアルインスタレーションとともに、「TYPE 00」を東京でアジア初公開全 4 枚

ロゴデザインをはじめ、ブランドイメージを大きく変えようとしているジャガー。その第一弾となるコンセプトカー『TYPE 00』が日本で初公開された。新ロゴ発表時には賛否両論が巻き起こっていたが、TYPE 00についてSNSでは「デザインのインパクト、凄まじい!」「唯一無二のスタイルで素敵」などと盛り上がっているようだ。

【画像全4枚】

「TYPE 00」は昨年12月のマイアミ・アート・ウィークで世界初公開して以来、パリの街中やモナコのオーシャンテラスに登場し、多くの注目を集めてきた。予想外かつ独創的な発想と、大胆不敵なクリエイティビティをベースとした「TYPE 00」は、ジャガーが創業者ウィリアム・ライオンズ卿の信念「Copy Nothing(なにものもコピーではない)」に回帰することで誕生した今後の展開を予告するモデルだとしている。

5月16日に東京でおこなわれたイベントでは、「TOKYO FUTURE 00」と題したインスタレーションで、模倣を拒否し、創造的な反抗精神を取り入れることに焦点を当てた。来場者は、光、色、音の調和が織り成す刺激的なディスプレイに引き込まれ、印象的なアニメーションと鮮やかな色彩のプロジェクションによって、ジャガーを象徴するStrikethrough(ストライクスルー)のモチーフを、コンセプチュアルかつ進化する形態で表現している。

ジャガーがYOSHIROTTEN氏の没入型ビジュアルインスタレーションとともに、「TYPE 00」を東京でアジア初公開ジャガーがYOSHIROTTEN氏の没入型ビジュアルインスタレーションとともに、「TYPE 00」を東京でアジア初公開

アーティスト兼アートディレクターのYOSHIROTTEN氏は日本の音楽プロデューサー、Chaki Zulu氏ともコラボレーションし、空間の感覚体験を際立たせる独自のサウンドスケープを制作した。

YOSHIROTTEN氏は「マイアミで『TYPE 00』を初めて見た瞬間から、細部へのこだわり、美しいフォルム、そして鮮やかな色に魅せられた。ありふれたものではなく、完全に新しいものを創造したいというジャガーの想いに、私は深く共感した」と述べている。

YOSHIROTTEN氏は、グラフィック、動画、3D作品、インスタレーション、音楽など幅広い分野で活躍するアーティストで、ロンドンとベルリンでの個展や2018年の東京での大規模展覧会「FUTURE NATURE」、2021年の<SUN>シリーズなど、国際的に高い評価を受けている。

ジャガーがYOSHIROTTEN氏の没入型ビジュアルインスタレーションとともに、「TYPE 00」を東京でアジア初公開ジャガーがYOSHIROTTEN氏の没入型ビジュアルインスタレーションとともに、「TYPE 00」を東京でアジア初公開

X(旧Twitter)では、TYPE 00について「デザインのインパクト、凄まじい!」「唯一無二のスタイルで素敵」「サイドからリアにかけてのラインが美しい」といったコメントが多く集まっている。

実際にイベントで車両を見たというユーザーからも「車は写真で見るよりずっと格好良かった。あとデカい。デカくて格好いい。」「発表時の写真ではイマイチでしたが実車はカッコいい」といった意見が集まっており、実車を見た後は高評価が集まっている印象だ。

他にも、「まず展示空間がとてもよかった」といった声もあり、ジャガーとYOSHIROTTEN氏の創り出す世界観に多くの方が魅了されたようだ。

《小國陽大》

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