雨音もロードノイズも低減! 車内静音化のスゴ技とは[音の専門店が頼りになる理由]

「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:M.E.I.<広島県>)。
「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:M.E.I.<広島県>)。全 3 枚

カーオーディオ機材の取り付けを得意とする“音の専門店”が全国各地で活躍している。当連載では、彼らの存在と彼らのバリューを明らかにしようと試みている。第8回目となる当回では、彼らが「車内静音」のスペシャリストでもあることについて解説していく。

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◆エンジン音やマフラー音が静かになり、それら以外のノイズが耳につくように…

ところで近年、クルマを運転していて“うるさい”と感じるドライバーが増えている。なぜなら、「クルマが静かになったから」だ。かつてはエンジン音やマフラー音が大きく、それら以外のノイズはあまり耳に入ってこなかった。

しかし今はエンジン音もマフラー音も静かだ。そしてハイブリッド車ではそもそもそれらがしない時間帯があり、EVに至っては常にエンジン音もマフラー音も聞こえてこない。結果、それら以外の騒音が耳につくようになってきた。

ちなみに耳につく騒音の最たるものは、「ロードノイズ」だ。クルマは走ればタイヤパターンが路面を叩き騒音を発する。なおエンジン音についてはそれを心地良いと感じるドライバーもいるが、「ロードノイズ」はほぼすべてのドライバーから不快だと感らられる。

「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:M.E.I.<広島県>)。「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:M.E.I.<広島県>)。

◆燃費性能を上げるべく軽量化が推し進められ、ノイズがさらに響きやすく…

また最近のクルマは燃費性能が重んじられているので車両の軽量化が推し進められていて、その一環として鉄板が強度を保ちながらも薄くなっている。結果、音が響きやすくなっている。

なので例えばひとたび雨が降り出すと、車内に雨音が大きく響く。エンジン音やマフラー音が小さくなっていることもあり、雨音は以前に増してうるさく感じられるようになっている。さらには、鉄板が薄いがゆえに、車外ノイズの流入量も増えている。

かくして、車内を静かにしたいと考えるドライバーが増えてきた。

さて、それを実行したいと思ったときにはどこに行けば良いのかというと……。

答はズバリ「音の専門店」、つまりは「カーオーディオ・プロショップ」だ。彼らは音響機材の取り付けのプロだが、「車内静音」のエキスパートでもあるのだ。

「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:M.E.I.<広島県>)。「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:M.E.I.<広島県>)。

◆“音の専門店”は車内の音響的状況を良化する技術を駆使して「車内静音」も実現可能!

彼らが「車内静音」を得意としている理由は主には3つある。まず1つ目は、「音のコントロールが得意だから」だ。彼らは車室内を良質なリスニングルームに変えることを得意としていて、車内の音響的な不利要因を改善するノウハウを多々持っている。そのノウハウは、「車内静音」にも流用できる。

2つ目の理由は、「部材の取り扱いに慣れているから」だ。「車内静音」を実行するための部材は、車内の音響的なコンディションを上げるための部材でもあり、彼らは普段からそれらを活用している。なので、どのような部材がどんな効果を発揮するのかを熟知していて、「車内静音」を行おうとするときにも部材を適材適所で使い分けられる。

3つ目の理由は「安全面にも配慮できるから」だ。クルマでは電装品がさまざま使われていて、内装パネルの下ではさまざまな配線が行き交っている。なのでパネル類を外して内部になんらかの施工をする際には、各種配線類のケアも必要となる。“音のプロ”はそのあたりの知識が豊富なので、安全面についても配慮して「車内静音」を実行できる。

今回は以上だ。次回以降も「音の専門店」のバリュー解説を続行する。お楽しみに。

《太田祥三》

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