その低音、聞こえてる“つもり”じゃないか? 薄型ウーファーで覚醒する![サウンドユニット・選択のキモ…サブウーファー編]

「小型・薄型のパワードサブウーファー」の一例(DLS・ACW68)。
「小型・薄型のパワードサブウーファー」の一例(DLS・ACW68)。全 3 枚

愛車のサウンドシステムのアップグレードに関心を持つドライバーに向けて、その思いを実行に移そうとするときに活用できる「製品選択時のポイント」を発信している当コーナー。前回からは「サブウーファー」の選び方に関する説明を開始した。

【画像全3枚】

◆愛車のシート下のクリアランスを測定し、そこに収まるかどうかをまずはチェック!

さて、前回の記事にて説明したとおり、サブウーファーにはタイプ違いが大きく3つある。「小型・薄型のパワードサブウーファー」「ボックスサブウーファー」「単体サブウーファー」、これらだ。

今回はまず、そのうちの小型・薄型のパワードサブウーファーの選び方を解説していく。なおこれは、シート下への設置も可能なコンパクトなもののことを指し、しかもサブウーファーユニットとボックスとパワーアンプとが一体化しているので導入のハードルがもっとも低い。

で、この選択においては非常に重要なポイントが1つある。それは「シート下に収まるかどうかの見極め」だ。そもそもシート下に収められることがメリットであるのだが、シート下のスペースは車種によってまちまちだ。なのでまずは愛車のシート下のクリアランスを測定する必要がある。そして気になるモデルが見つかったら、スペースに収まるか否かを最初に確認しておこう。かくしてスペースに収まらないものは候補から外す。まずはこれを実践しよう。

「小型・薄型のパワードサブウーファー」の一例(DLS・ACW68)。「小型・薄型のパワードサブウーファー」の一例(DLS・ACW68)。

◆音にこだわるか予算の抑制を重視するか、そこのところも吟味せよ!

その上でその次には、「音を優先するか手頃であることを優先するか」を考えよう。というのも音響機器はどのような製品であれ、価格と性能がある程度は比例する。なぜなら、コストをかければかけるほど高性能化を果たせるからだ。

それは小型・薄型のパワードサブウーファーでも同様で、音質性能を重視したいと思えばハイグレードモデルがアドバンテージを発揮する。

なお音にこだわったモデルは内蔵パワーアンプのパワーが大きく、そして筐体の堅牢度が高い。というのも筐体が華奢だとサブウーファーユニットの振動板を動かそうとするときのエネルギーをロスしがちで、またボディ自体が共振しやすい。なのでビビリ音を発することとなり、音を濁す。しかしハイグレードなモデルは強力なパワーアンプで力強く振動板を動かせて、かつボディが強固で共振しない。

「小型・薄型のパワードサブウーファー」の一例(DLS・ACW10)。「小型・薄型のパワードサブウーファー」の一例(DLS・ACW10)。

◆「取り付け性の高さ」も要チェック! そうであれが総費用の抑制が可能に!

その一方で小型・薄型のパワードサブウーファーは導入のハードルが低いことが利点であるので、そこのところを重視するのもアリだ。

ところで、コストを抑えたいと思うときには「取り付け性」もチェックすべきだ。

なぜなら「パワードサブウーフアー」は基本的に、電源は車両のメインバッテリーから直接引き込む「バッ直」と呼ばれる配線方法を実行すべきだ。そうすることで安定的に電源を確保できるので、質良く重低音を再生できる。

しかしバッ直は手間がかかるので、取り付け費用もかさんでしまう。でも廉価なモデルの中には必ずしもバッ直をしなくても良いものもある。取説にて、プラス側の電源は車両内のしかるべき場所から取れば良いと明記されている場合があるのだ。そうであれば、トータルのコストを抑制できる。

今回は以上だ。次回はボックスサブウーファーの選び方を説明していく。乞うご期待。

《太田祥三》

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