船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ

再生可能エネルギーのみで航行し船上で水素を製造できる実験船「エナジー・オブザーバー」
再生可能エネルギーのみで航行し船上で水素を製造できる実験船「エナジー・オブザーバー」全 3 枚

トヨタは、再生可能エネルギーのみで航行し船上で水素を製造できる実験船「エナジー・オブザーバー」の次期航海を支援すると発表した。トヨタ燃料電池システムを搭載したこの先駆的な実験船は、2025年から2033年まで新たな世界探検に乗り出す予定だ。

「カーボンニュートラルを求めて」と題された9年間の航海では、持続可能で脱炭素化された海洋輸送のための技術的解決策をさらに探求・開発する。

2025年から2026年にかけて、エナジー・オブザーバー実験船はヨーロッパでのミッションを継続する。トヨタ燃料電池システムは船舶のカーボンフリーエネルギーチェーンで重要な役割を果たし、船上でゼロエミッション電力を生成している。この取り組みは、海洋推進と船上エネルギーシステムの両方を脱炭素化する革新的なアプローチを実証している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る