日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV

日産 リーフ 新型
日産 リーフ 新型全 16 枚

日産自動車は6月17日、電気自動車『リーフ』の第3世代モデルをグローバル向けに発表した。新型リーフはクロスオーバータイプの次世代EVとして開発され、スリークで大胆なスタイリング、快適性と機能性を両立した室内空間が開発目標とされた。日本での発売は年内を予定。

【画像全16枚】

遠藤慶至チーフ・プロダクト・スペシャリストは「ターゲットは親が30~40歳代のファミリー。小さい子どもがいて、後席やラゲッジの使い勝手も重要だ」と説明する。日産のEVラインナップでは、軽自動車の『サクラ』とプレミアムEVの『アリア』との間に位置する。

新型リーフの航続は、日欧WLTCモードで600km以上(米国EPA基準で最大303マイル=488km)を達成した。従来型と比べて150km程度延長されている。バッテリーは、52kWhと75kWh、2種類の水冷式リチウムイオンバッテリーを設定する。従来型は40kWhと60kWhの設定だった。

なお航続の距離は社内測定値であり、今後の車両認証時に変更となる可能性がある。以下、新型の仕様や機能は6月時点での暫定の設定で、価格など詳細は、各市場での発売時に発表される。

日産 リーフ 新型日産 リーフ 新型

リーフは、2010年に初代を発売以来、世界で累計約70万台を販売し、推定総走行距離は280億kmに達している。モデルチェンジでは、日産が長年蓄積したEV開発の知見を反映し、電動化社会への本格対応をめざした。

遠藤チーフ・プロダクト・スペシャリストは新型リーフについて、「航続が短い、充電がたいへん、といったEVの常識をくつがえす。ガソリン車から乗り換える普通の車、フューチャー・スタンダードだ」と自負する。

新型は「CMF-EV」プラットフォームをベースに開発され、モーター・インバーター・減速機を一体化した新開発の「3-in-1」パワートレインを搭載。さらに、北米向けにはNACS規格の充電ポートやプラグ・アンド・チャージ機能、ナビ連動のバッテリー温度管理機能を装備する。

日産 リーフ 新型日産 リーフ 新型

そのほかに、LED 3Dホログラフィックリアコンビネーションランプや調光パノラミックガラスルーフ、インテリジェントディスタンスコントロールなど、快適性と安全性を向上させる装備が多数盛り込まれている。

リーフとして初採用となる機能も多い。水冷式温度調整システム付きリチウムイオンバッテリー(最大75.1kWh)や、14.3インチの統合型デュアルディスプレイ、Googleビルトイン機能、ワイヤレスApple CarPlay/Android Auto、19インチホイール、64色のアンビエント照明などが新たに導入される。

車両周囲を俯瞰できる「インテリジェントアラウンドビューモニター」には、3Dビューやインビジブルフードビュー、フロントワイドビュー機能も備わる。音響面ではBose Personal Plusプレミアムオーディオを採用した。

生産は日本の栃木工場およびイギリスのサンダーランド工場。米国での販売開始は2025年秋を予定しており、その他の市場にも順次展開する。


日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
https://response.jp/article/2025/06/17/397112.html

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『NX』ビッグマイナーチェンジはこうなる…新デザイン採用で商品力を大幅強化か
  2. ホンダ『シビックタイプR』受注停止のままモデルチェンジへ、登場は2026年秋か…最終デザイン
  3. 【シボレー コルベット Z06 新型試乗】ノーマルとは別物、まさに「洗練の極み」…中村孝仁
  4. 三菱『パジェロミニ』を北米投入か? 「ベイビー・パジェロ」は新たな武器になる!
  5. アキュラ『インテグラ』の「タイプS」、FF車の新記録を達成…パイクスピーク 2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ボルボカーズ、2028年以降の車両にアプティブのGen 8レーダー採用へ…悪天候や複雑な市街地でも高精度センシング
  2. ボッシュ、ヒューマノイド向け需要拡大でロボティクス事業を強化
  3. アステモが執行役員を解任、「職務遂行の適切性に問題」…子会社社長も交代
  4. SDV時代、進化するアフターマーケットの“今”と“未来”が一堂に…「アウトメカニカ フランクフルト 2026」9月8~12日開催
  5. 7/27申込締切 【激変するインド自動車産業】政策転換とEVシフト、クイックコマースが拓く日本企業の勝機
ランキングをもっと見る