バングラデシュの二輪EV市場参入へ、武蔵精密と電動モビリティのグラフィットが提携

電動バイクと自転車を切り替え可能なグラフィット「GFR-02」(参考画像)
電動バイクと自転車を切り替え可能なグラフィット「GFR-02」(参考画像)全 2 枚

電動パーソナルモビリティの開発・製造・販売を手がけるグラフィットは、武蔵精密工業と、バングラデシュ人民共和国における二輪EV普及に向けた協業を目的とした基本合意書(MoU)を締結したと発表した。

MoU締結は、JETROが主催した「バングラデシュビジネスセミナー」の場で行われ、ムハンマド・ユヌス氏(バングラデシュ暫定政権主席顧問・ノーベル平和賞受賞者)、ムハンマド・ダウド・アリ駐日バングラデシュ大使らの立ち会いのもと、セレモニーが執り行われた。

グラフィットは、1台で電動バイクと自転車の切り替えができる「モビチェン」の開発・法整備において先駆的な役割を果たし、日本国内では電動モビリティに関するルールメイキングや制度構築を牽引してきた。また、バッテリーの取り外しができるスタイリッシュな電動バイクの製造販売やマイクロシェアサービスを展開するなど、新たなパーソナルモビリティの利用スタイルを提示してきた。

一方、武蔵精密工業は、ICEバイク製品の開発及びグローバル拠点での生産で培った技術・ネットワークをベースにインドやアフリカ、ASEAN地域などで現地の二輪EVスタートアップと連携し、eモビリティの普及に取り組んでいる。自社開発の小型高性能eアクスル(電動駆動ユニット)を強みとし、二輪EVインフラの根幹を支える技術基盤を有している。


《森脇稔》

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