新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒

ランチア イプシロンHF
ランチア イプシロンHF全 14 枚

ランチアは、『イプシロン』新型の高性能モデル、『イプシロンHF』をイタリア・バロッコ・プルービング・グラウンドで発表した。

新型ランチア『イプシロンHF』

同モデルは、ランチアブランドの最も競争力が高く、高性能なスピリットを表現したモデルとして位置づけられる。ローダウンサスペンション、30mm拡幅されたトレッド、パフォーマンスを重視した力強いフォルムが特徴で、ブランドの最も過激でアイコニックな車両からインスピレーションを得ている。

ランチア イプシロンHFランチア イプシロンHF

性能面では、280hp(207kW)、345Nmのトルクの完全電動パワートレインを搭載。0-100km/h加速は5.6秒、最高速度180km/h、54kWhのリチウムイオンバッテリー(400V)により、標準タイヤでWLTPサイクル基準370kmの航続距離を実現する。また、10分間の急速充電で100kmの走行が可能だ。

エクステリアデザインでは、HFアイデンティティを即座に表現する要素を採用。HFロゴ付き専用フロントバンパー、18インチアルミホイール、リアディフューザー、ホイールアーチが筋肉質で力強いプロファイルを演出している。ダークバッジ、30mm拡幅されたホイールトラック、20mmローダウンしたサスペンションにより、さらに強化されている。

ランチア イプシロンHFランチア イプシロンHF

スタイリングワークは、ランチアの新しい「Pu+Ra」(ピュア・アンド・ラディカル)言語を採用。ストラトスにインスパイアされた円形テールライトや、削ぎ落とされた彫刻的なプロファイルなど、アイコニックなデザイン要素の現代的解釈を提供している。

インテリアも、ランチアのスポーティな遺産の進化を反映した。『デルタ・エボルツィオーネ』にインスパイアされたレーザーカットのエコニール製スポーツシート、HFロゴ付きパーフォレーテッドレザーステアリングホイール、アルミペダルセット、S.A.L.Aシステムの新グラフィックインターフェース、ブルーからオレンジに変化するダッシュボードカラーが、モデルのダイナミックスピリットに合致した没入感のある技術的環境を創出している。

ランチア イプシロンHFランチア イプシロンHF

パフォーマンスは、コーナリング時のトラクションを最適化し、低グリップ条件での安全性を向上させるトルセンLSDによって強化されている。アルコン製ブレーキシステムは、モノブロック4ピストンキャリパーと拡大された355mmディスクを特徴とし、パワー、安定性、耐疲労性を確保。シャシーとサスペンションの細かな調整により、フロントで最大67%、リアアンチロールバーで153%の剛性向上を実現し、快適性を損なうことなく精密で魅力的な走行ダイナミクスを保証している。

イプシロンHFは、パワーとダイナミズムだけでなく、先進技術、最先端の安全性、優れた快適性も提供。標準装備には、10.25インチデジタルクラスター、ワイヤレスApple CarPlayおよびAndroid Auto接続、オートマチック・クライメート・コントロール、ワイヤレススマートフォン充電、SALAハブ、アンビエントライティングが含まれる。さらに、レベル2自動運転機能として、歩行者・自転車検知付き自動ブレーキ、ブラインドスポットモニタリング、アダプティブクルーズコントロール、交通標識認識、前後カメラを装備している。

ランチア イプシロンHFランチア イプシロンHF

ボディカラーは、ネロ・アルデシア、ビアンコ・クォルツォ、そして伝説的なフルビアとストラトスのレースカーへのオマージュである鮮やかなアランチョーネ・ラヴァが用意されている。

《森脇稔》

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