生成AIでヤマハやホンダのモビリティデザイン開発に貢献、Final Aimが講演へ…人とくるまのテクノロジー展 2025 NAGOYA

生成AIを活用したヤマハ発動機との共創による電動モビリティ
生成AIを活用したヤマハ発動機との共創による電動モビリティ全 2 枚

Final Aimは、自動車技術会が7月17日にAichi Sky Expoで実施する「人とくるまのテクノロジー展 2025 NAGOYA」と併催する「フォーラムNAGOYA」に、同社の最高デザイン責任者の横井康秀氏が登壇すると発表した。

Final Aimは2019年12月に創業し、2022年には米国本社を設立。生成AIによる新たなデザイン開発や知的財産権の管理に対応したデザイン・知財管理プラットフォーム「Final Design」を展開している。

同プラットフォームの発表以来、ヤマハ発動機やホンダとの生成AIによる取り組みにおいて、デザインプロセスそのものや中間生成物、最終データの真正性や知的財産権を担保することに成功し、安心・安全な生成AIの利活用を支援してきた。

また、NVIDIAが米国カリフォルニア州サンノゼで主催する世界的なAIカンファレンス「NVIDIA GTC 2025」にも招待され、先進的な取り組みが紹介された。

ホンダの水素事業開発部門に向け、生成AIを活用した事業ビジョンデザインを支援ホンダの水素事業開発部門に向け、生成AIを活用した事業ビジョンデザインを支援

今回、同社の知財を守りながら生成AIをモビリティデザインの開発に活用した独自の取り組みが評価され、セッションの採用に至った。

セッション前半では「AIがデザインにもたらす変革」と題し、生成AIの進化によって、デザインの高速化と創造的アプローチの拡大が進む一方で、知的財産権のリスク管理と保護が重要な課題となっている現状を講演する。

後半では、「デザインという視点からモビリティの未来を考える」というテーマのもと、産学官の多様な専門家や業界関係者とのパネルディスカッションにも参加する。

自動車技術会の会員・非会員を問わず、誰でも無料で聴講参加できる。

「フォーラムNAGOYA」は2025年7月16日から18日の3日間、Aichi Sky Expoで開催される。横井氏の講演は7月17日14時から17時に実施される。

《森脇稔》

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