シャシー開発時間を大幅短縮、ZF「cubiX Tuner」を開発…AIとソフトウェアで自動調整

シャシーシステムの調整プロセスを大幅に簡素化する新ツールZF「cubiX Tuner」
シャシーシステムの調整プロセスを大幅に簡素化する新ツールZF「cubiX Tuner」全 1 枚

ZFは、シャシーシステムの調整プロセスを大幅に簡素化する新ツール「cubiX Tuner」を開発したと発表した。

現代の自動車では、加速、制動、コーナリング時の安定性を確保するシャシーアクチュエータがソフトウェアで制御されている。ZFはすでに個別のアクチュエータを統合制御する「cubiX」システムを市場投入しているが、車両が実際に走行する前には、制御に使用される全てのアクチュエータを全ての可能なポジションで調整する必要があり、これが膨大な開発時間を要していた。

cubiX Tunerは、ソフトウェア定義車両(SDV)の独自の利点を活用してこのプロセスを簡素化し、加速する。これにより、コスト削減、作業負荷軽減、開発サイクルの大幅短縮を実現する。特に前輪駆動、後輪駆動、全輪駆動など複数の駆動構成で提供されるプラットフォームにおいて効果的だ。

cubiX Tunerは、現代の電気・電子アーキテクチャを念頭に置いて一から開発された。顧客はアルゴリズムレベルまで深く掘り下げることなく、車両ダイナミクスレベルでシャシーパラメータを調整できる。ZFは数十年のシャシー技術の専門知識とデータ・AI駆動手法を組み合わせ、動的機能の複雑な相互依存関係を自動的に適応させる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. トヨタ『セリカ』復活へ、「現代版GT-FOUR」なるか?…土曜ニュースランキング
  2. 次期『ノート』が日産復活の切り札となる? 2027年登場へ、価格は約30万円上昇か
  3. 【スズキ クロスビー 新型試乗】独特な世界観と走りは、往年のシトロエンを思い起こさせる…中村孝仁
  4. ボルボ『XC40』807台をリコール…火災のおそれ
  5. 現代風アレンジで表情一新! スズキ『Vストローム250』7月23日発売、価格は68万5300円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  2. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  3. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  4. 「フィジカルAI展2026」初開催、現在地を知る!…ものづくりワールド
  5. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
ランキングをもっと見る