ホンダの生成AIエキスパート制度と自律型コミュニティ、HRアワード受賞

日本の人事部「HRアワード2025」
日本の人事部「HRアワード2025」全 1 枚

ホンダの「自律型コミュニティ」と「Gen-AI(生成AI)エキスパート制度」による風土改革の取り組みが、日本の人事部「HRアワード2025」の「企業人事部門」で入賞した。

今年で14回目となるHRアワードは、日本最大級の人事向けポータルサイト「日本の人事部」が運営する人・組織に関する取り組みを対象にした表彰制度。全国の正会員約37万人による投票で最優秀賞・優秀賞・最優秀個人賞を決定している。

総合モビリティカンパニーへの進化を目指すホンダには、多様な才能を持つ従業員が多く在籍している。近年急速に進化した生成AIは、業務効率化だけでなく大きな価値創出の可能性を持っているが、AI人材の全社的な認知・評価環境は十分ではなかった。

そこで従業員自ら立ち上げたのが、口コミ中心のIT技術の自律型コミュニティ「Borders(ボーダーズ)」。生成AIに関心とスキルを持つ従業員がBordersに集まり、月例の勉強会やPoC(概念実証)を通じて、ホンダにおける生成AI活用の実践的知見を蓄積していった。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. HKS、スバル・トヨタ車向け限定ステアリングの受注期間を大幅延長 2026年1月まで
  2. マツダの新型SUV『EZ-60』、すでに予約は4万台超! 南京工場から出荷開始
  3. VW『カリフォルニア ビーチ』新型、第3世代のキャンピングカーを欧州発売
  4. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  5. あのホンダ『エリシオン』が中国で生きていた! 新グリル採用の新型、約515万円から発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る