富士通と名古屋大学、予約型乗り合いタクシーの利用促進へ…シミュレーション技術を開発

予約型乗り合いタクシーサービスの検証で利用意向が約20%向上する施策を立案
予約型乗り合いタクシーサービスの検証で利用意向が約20%向上する施策を立案全 4 枚

富士通と名古屋大学が、交通空白解消に向けた新たな交通サービスの定着を促すため、住民の利用意向に影響を及ぼす心理的要因や選択行動をシミュレーション可能にする「社会受容性モデルベースシミュレーション」(略称SAMSIM)を開発した。

この技術は、名古屋大学が開発した社会受容性モデルと、富士通のエージェントシミュレーション技術を組み合わせたもので、デジタルリハーサル技術の一つと位置付けられる。これにより、広報活動などの施策が住民の心理にどのような影響を与え、利用者数を向上させるかを事前に予測することが可能となる。

技術の効果検証では、奈良県川西町と中央復建コンサルタンツが2023年度に実施した予約型乗り合いタクシーサービスの実証実験データを活用。住民約15%(約1200人)から回答を得た48項目の大規模アンケートに基づき、住民の選択行動を再現するモデルを構築した。


《森脇稔》

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