BYD Japan Group、社名をBYD JAPANに変更…商用車部門が国際企業としての連携強化

商用車を扱うビーワイディージャパンが、社名を「BYD JAPAN株式会社」に変更
商用車を扱うビーワイディージャパンが、社名を「BYD JAPAN株式会社」に変更全 3 枚

BYD Japan Groupで商用車を主に扱うビーワイディージャパンは29日、社名を「BYD JAPAN株式会社」に変更したと発表した。

今回の変更は、BYDの日本設立20周年を記念した「One BYD」活動の一環であり、乗用車部門を担当する「BYD Auto Japan株式会社」と同じ英字表記に統一することで、国際企業としての両部門のシナジーを強化する狙いがある。

BYDは1995年に中国・深圳でバッテリーの研究・開発から事業を開始し、その後バッテリー需要の増加に伴い事業を拡大。現在は自動車事業(乗用車、商用車)を中心に、ITエレクトロニクス事業、新エネルギー事業、都市モビリティ事業を世界各地で展開している。

BYD Japan Groupは日本国内で商用車部門の「BYD JAPAN株式会社」と乗用車部門の「BYD Auto Japan株式会社」の2法人体制で事業を行っている。商用車部門の歴史は1990年代中盤のITエレクトロニクス事業や新エネルギー事業に遡り、2005年7月21日に正式に日本法人を設立。2010年には金型メーカーのTATEBAYSHI MOLDINGを設立し、2015年には日本に初のBYD製電気バスを導入した。

乗用車部門のBYD Auto Japanは2022年7月4日に設立され、2023年1月から電気自動車の国内販売を開始している。BYDは20年以上にわたり日本で自動車事業を中心に多角的に事業を拡大してきた。

今後もBYD Japan Groupは日本市場で国際企業としての役割を果たしつつ、脱炭素社会の実現に向けて商用車・乗用車事業を通じて企業活動を推進していく。

《森脇稔》

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