ダイムラートラック、北米不振も収益性は堅調維持 2025年第2四半期決算

メルセデスベンツ『eActros 600』
メルセデスベンツ『eActros 600』全 3 枚

ダイムラートラックは、2025年第2四半期(4~6月)決算を発表した。北米市場のマクロ経済不確実性が続く中、同社は強固な収益性を維持している。

産業事業部門の調整後売上高利益率は9.3%と前年同期と変わらず、全4つの産業セグメントで堅調な業績を示した。販売台数が20%減少したにもかかわらず、北米トラック事業は12.9%の強い調整後売上高利益率を記録した。メルセデスベンツトラックは収益性が5.9%に改善し、ダイムラーバスは10.0%、アジアトラックは5.4%の利益率を達成した。

第2四半期の産業事業部門売上高は118億ユーロで、前年同期の125億ユーロをやや下回った。グループ全体の調整後EBITは11億2000万ユーロ、産業事業部門のフリーキャッシュフローは2000万ユーロとなった。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る