狭い道! 制限1.7mは道幅が狭いからではなかった?…東京都道428号

狭い道、制限1.7m! 荒玉水道道路:世田谷区喜多見5丁目
狭い道、制限1.7m! 荒玉水道道路:世田谷区喜多見5丁目全 13 枚

道路に進入する車両の最大幅を制限する規制標識は、もちろん道幅が狭いから設置されるのだが、意外なことに設置例は少ない。この最大幅規制標識が林立しているのが、東京都道428号高円寺砧浄水場線、通称は荒玉水道道路だ。しかも設置理由が道幅ではない?

【画像全13枚】

都道428号は、東京都世田谷区喜多見2丁目にある砧浄水場から、多摩川の水を杉並、中野、板橋、豊島区などに給水するため、1928年に設置された送水管の用地を、のちに道路としたものだ。荒玉水道というのは事業開始当時の事業者の名前で、現在は東京都水道局が運営している。建設当時は畑ばかりで用地取得が簡単だったのか、ほぼ一直線の線形だ。

都道428号の地下には水道管があるのだ。そのため、地上を走る車両の最大幅を制限することにより、重量のある車両の走行を制限しているわけだ。都道428号は多くの区間で車幅制限と同時に、重量制限4.0t、最高速度30km/hの規制がかけられている。最大幅規制は世田谷区喜多見付近で1.7m、成城、砧、千歳台付近で1.8m、杉並区栄福付近で2.0mとなっている。

路面にはポールが立つ場所もあるが、制限幅ギリギリではない。じっさいに最大幅1.7m以上の3ナンバー車が往来している。このことからも、最大幅制限は車両の幅ではなく、車両の大きさ=重さを制限することが主眼だと思われる。沿線には東京都水道局の「総重量4tを超える大型車輌の通行は出来ません」の掲示板も立つ。



狭い道! 制限1.5mの都道11号、実は歴史のある道…東京都狛江市~世田谷区
https://response.jp/article/2025/08/19/399766.html

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、最新アイサイトに高精度地図データ搭載…ダイナミックマップが開発
  2. ロータスの名車『エスプリ』再来、フルカーボンボディに格納式ヘッドライト…アンコール『シリーズ1』発表
  3. スバル『WRX』国内初、6速MTの「WRX STI Sport#」を今春限定発売へ…東京オートサロン2026
  4. 「クルコン待ってた」トヨタ『ハイエース』の進化にSNSで反響、「次は電パとブレーキホールド?」などさらなる要望も
  5. 高級ゴルフカート「ロイヤルコーチ」登場、接待やデートにも対応する快適装備
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る