豊田通商、アフリカ全域で自動車などの事業拡大へ…包括的協力協定締結

豊田通商グループの展示ブース
豊田通商グループの展示ブース全 3 枚

豊田通商が、アフリカ44カ国・地域において包括的な協力に関する覚書(MOU)を締結した。

今回の協力協定は、自動車産業の発展、ヘルスケア分野の向上、インフラ整備、教育支援など多岐にわたる分野を対象としている。ケニアでは保健省と医療・リハビリ技術向上を通じたQuality of Life改善を目指す協力を開始。エジプトでは日本科学技術大学への奨学金拠出継続や、KD事業を通じた自動車産業発展に向けた政府との協力体制を強化する。

アフリカ各国では、水インフラ整備も重要な取り組みとなっている。アンゴラのウイジェやソヨでは給水インフラ整備、ナミベでは太陽光発電を電源とする淡水化プラント開発を推進。モーリタニアやカーボベルデでも海水淡水化プラントの開発を通じて水不足解消を図る。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  3. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
  4. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  5. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る