日産『ルークス』新型、軽スーパーハイトワゴン市場でのライバルは?

日産 ルークス 新型(イメージ)
日産 ルークス 新型(イメージ)全 19 枚

日産自動車は8月22日、軽スーパーハイトワゴンの新型『ルークス』を先行公開した。日本の軽スーパーハイトワゴン市場は、ファミリーやシニア層を中心に需要が高いカテゴリーで、各社が主力モデルを投入している。

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日産ルークス新型の発売は秋頃を予定しており、メーカー希望小売価格(予定)は160万円台からと発表されている。正式な価格は未定だが、装備や駆動方式によって165万~230万円台に収まると予想される。

新型ルークスの直接的なライバルとなるのは以下の車種だ。

●ホンダ N-BOX

ホンダ『N-BOX』は軽自動車販売台数で長年トップを維持している。広い室内空間と充実した安全装備、豊富なバリエーションで幅広い層に支持されている。市場での存在感が圧倒的であり、新型ルークスが競合を意識せざるを得ない最重要ライバルといえる。

●ダイハツ タント

ダイハツ『タント』は左側ピラーレス構造の「ミラクルオープンドア」により、乗降性の高さを強みとする。子育て世代や高齢者の送迎用途に適しており、実用性を前面に押し出した設計が特徴だ。ルークスもファミリー需要を狙う点で重なるため、直接比較される存在となる。

スズキ・スペーシアスズキ・スペーシア

●スズキ スペーシア

スズキ『スペーシア』はマイルドハイブリッドを採用し、燃費性能や低燃費運転支援機能に優れる。価格は比較的抑えられており、コストパフォーマンスを重視するユーザーに人気がある。価格帯がルークスと近接するため、購入検討時に競合する可能性が高い。

●三菱eKスペース新型

三菱自動車が同時期に発売を予定する新型『eKスペース』もライバルとなる。日産と三菱が共同出資するNMKVが企画・開発した兄弟車であり、基本構造をルークスと共有する。予告されている価格帯は約175万円から約195万円で、ルークスと市場セグメントを完全に重ねる存在となる。

価格帯比較表
日産ルークス新型…約165万~230万円台。先進安全装備・コネクティッド機能を標準化。
ホンダN-BOX…約174万~220万円台。販売台数トップ、室内空間と装備の充実。
ダイハツ・タント…約161万~196万円台。ミラクルオープンドアで利便性を強調する。
スズキ・スペーシア…約153万~190万円台。マイルドハイブリッドで燃費性能に優れる。
三菱eKスペース新型…約175万~195万円。ルークスと基本構造を共有、兄弟車種。

三菱 eKスペース 新型三菱 eKスペース 新型

◆デザインと安全技術を刷新

新型ルークスは「Roomy×Max」をデザインコンセプトとし、軽自動車規格のなかで最大限の広さを表現した。特徴的な「かどまる四角」モチーフをヘッドライトやホイールなどに取り入れ、ぬくもりと遊び心を演出している。

インテリアは「Breeze(そよかぜ)」をテーマに、リビングのような開放感と快適性を追求。軽自動車初となる12.3インチの統合型インターフェースディスプレイを搭載し、上質さと先進性を両立させた。また、新色「セラドングリーン」「シナモンラテ」「セトブルー」を含む全17通りのカラーバリエーションを用意した。

室内長は前型比115mm拡大し、クラストップの2315mmを確保。後席ニールームも795mmと十分な広さを維持した。荷室最大長は675mmで、48Lスーツケースを4個搭載しながら大人4人が快適に乗車できる空間を実現している。

使い勝手の面では、クラストップの650mm開口幅を持つ後席スライドドアや大型乗降用グリップを採用。後席は最大320mmスライドでき、シート操作もワンアクションで可能とした。収納スペースも多彩に用意され、利便性を高めている。

日産 ルークス 新型日産 ルークス 新型

エンジンは燃費と静粛性を改善し、防音材や吸音材を各所に配置。走行中でも会話が楽しめる静かな室内を実現した。シートはメランジ生地を採用し、体圧分散や振動吸収性を向上させ、長時間乗車時の快適性を高めている。

安全装備も進化した。「インテリジェント アラウンドビューモニター」には軽自動車初の「インビジブルフードビュー」や「3Dビュー」「フロントワイドビュー」を追加。さらに「プロパイロット」に加え、交差点での衝突回避支援を行う「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」、斜め後方を検知する「インテリジェント BSI」や「BSW」、後退時に接近車両を知らせる「RCTA」など、多彩な支援機能を備える。

NissanConnectインフォテインメントシステムを初採用し、「Googleマップ」「Googleアシスタント」「Google Play」に対応。オプションのドライブレコーダーと連携した「リモートフォトショット」にも対応し、利便性を向上させた。

《高木啓》

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