ポルシェ『GT1』の再来、920馬力のGTハイパーカー『GTH』デビュー

RMLグループのGTハイパーカー『GTH』
RMLグループのGTハイパーカー『GTH』全 4 枚

英国の高性能自動車エンジニアリング企業のRMLグループは8月27日、39台限定生産のGTハイパーカー『GTH』の最初の1台を「サロン・プリヴェ」で初公開した。

【画像】RMLグループのGTハイパーカー『GTH』

このGTHは、ポルシェ『GT1』のようなル・マンハイパーカーに触発されたモデル。RMLが40年間にわたり培ってきたモータースポーツでの勝利経験、オーダーメイドのエンジニアリング、そして業界をリードする革新技術のすべてが注ぎ込まれている。

社内コードネーム「P39」として開発されたGTHは、「究極のGT」というコンセプトを掲げ、総合的なパフォーマンス、オーダーメイドの洗練性、そして実用性を高いレベルで融合させている。ドライバーが選択可能な高度なアクティブエアロシステムとダンピングシステムにより、サーキットでは記録的なラップタイムを叩き出す能力を持ちながら、公道では快適な乗り心地を実現する。

RMLグループのGTハイパーカー『GTH』RMLグループのGTハイパーカー『GTH』

今回サロン・プリヴェでデビューしたGTHは、39台の生産モデルの初号機であると同時に、10台のみが生産される「RML 40周年記念スペシャルエディション(SE)」の1台でもある特別な車両だ。

このSE仕様には、専用の特注インテリアディテールやアップグレードに加え、「パフォーマンスパック」と最上位の「トラックパック」の両方が含まれる。これにより、選択式の車高調整機能、リアロールケージ、後部座席の撤去といった装備が追加される。エンジンはリッチフィールド・モータースとの提携による徹底的なチューニングが施され、出力は920hp、トルクは1000Nm以上にまで高められている。

顧客の選択肢がほぼ無限であることを示すように、初号機の外装はストームパープルで仕上げられ、ルーフとボンネットは着色されたビジュアルカーボンとなっている。大径のセンターロックホイールはゴールド、ブレーキキャリパーはガンメタルで、エンブレムは手描きのゴールドで彩られている。内装では、標準シートとレザーがクレヨンカラーのステッチで張り替えられ、シートベルトも同色でコーディネートされている。インレイにはボディ同色のビジュアルカーボンファイバーが使用され、ロールケージもストームパープルで仕上げられている。

RMLグループのGTハイパーカー『GTH』RMLグループのGTハイパーカー『GTH』

GTHのコードネーム「P39」は、RMLグループが設立以来製造した39番目のプロジェクトカーであることを示している。同社は過去に、ニュルブルクリンク北コースで記録を樹立したEVスーパーカー、ニーオ『EP9』のプロトタイプ開発なども手がけた。

RMLグループは1984年に設立され、現在も自動車メーカーや富裕層顧客向けに設計、開発、限定生産サービスを提供している。

《森脇稔》

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