スバルBRZを特別改造、車椅子利用者の独ニュルブルクリンク走行を実現

スバルBRZを特別改造し車椅子利用者の独ニュルブルクリンク走行を実現
スバルBRZを特別改造し車椅子利用者の独ニュルブルクリンク走行を実現全 4 枚

スバルUKは8月28日、軍事作戦の影響を受けた人々を支援する慈善団体「ミッション・モータースポーツ」と協力し、車椅子利用者や下肢障害者がドイツのニュルブルクリンク北コースを走行できる機会を用意したと発表した。

今回開催された年次イベント「デスティネーション・ニュルブルクリンク」では、特別に改造されたスバル『BRZ』が使用された。この車両は手動制御装置を装備し、車椅子利用者でも運転可能な仕様となっている。

ニュルブルクリンク北コースは全長20.8kmのコースで、標高差約300mと70以上のコーナーを持つ世界最難関のサーキットとして知られている。

ミッション・モータースポーツの支援を受けたスティーブ・ビンズ氏は「2年前は車椅子利用者として同乗のみだったが、今回は改造されたスバルBRZで実際に運転することができた。これは一生忘れられない体験で、不可能だと思っていたことがリストから外せた」と語った。

スバルUKは改造車に加え、チームの移動用車両も提供。イスズUKも2台の『D-Max』ピックアップトラックでレースカーの牽引を担当し、イベントの成功を支えている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【三菱 デリカミニ 新型】インテリアはバージョン0.8から「2.0」に進化! 専用開発で実現した“らしさ”とは
  2. トヨタ『アクア』がプリウス顔に大変身! 一部改良モデルが発売、248万6000円から
  3. 「ほぼ未使用」のスーパーカー20台、匿名バイヤーに一括売却へ その総額は…
  4. ヤマハのネオレトロ『XSR900』、外装キットが国内20%超の装着率で「嬉しい誤算」その理由とは?
  5. 伝説のスラントノーズ復活か? ボルシェ 911 が「フラッハバウ」導入へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る