ルノーグループやジーリー（吉利）が出資するホース・パワートレイン（Horse Powertrain）は、9月8日にドイツで開幕するIAAモビリティ2025において、超コンパクトなレンジエクステンダー技術「Horse C15」を初公開すると発表した。
【画像】超コンパクトなレンジエクステンダー技術「Horse C15」
Horse C15は、ホース・パワートレインのX-Rangeファミリーに属するコンパクトなレンジエクステンダー技術だ。X-Rangeファミリーは、EVプラットフォームに内燃機関とハイブリッド技術を組み合わせるソリューションカテゴリーとなる。
ブリーフケースほどの大きさしかないHorse C15は、エンジン、発電機、インバーターを一つのユニットに統合している。既存のバッテリー電気自動車（BEV）プラットフォームにほとんど改造を加えることなく搭載できるため、自動車メーカーはBEVプラットフォームを簡単かつ効率的にレンジエクステンダーEV（REEV）に変換できる。これにより、地域市場の需要に応じて製品ラインナップを拡大することが可能になる。
