ZF、CEO交代を発表…電動化領域の再編で貢献のマティアス・ミードライヒ氏が就任へ

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ドイツの自動車部品大手のZFは、ホルガー・クライン博士がCEO職を9月30日で退任し、マティアス・ミードライヒ氏が後任に就任すると発表した。

監査委員会会長のロルフ・ブライデンバッハ博士は、クライン博士に謝意を述べた。「ホルガー・クライン博士には10年以上にわたりZFのために尽力してくれた。特に直近の約3年間にCEOとして果たされた功績は計り知れない。同氏の戦略はZFの事業再生の基盤を築き、既に大きな成果を挙げている」と評価した。

後任のマティアス・ミードライヒ氏について、ブライデンバッハ博士は「CEO職を含めて業界で豊富な経験を持ち、決断力とコミュニケーション能力を兼ね備え、ZF取締役会に就任以来、電動化領域の再編を主導してきた。彼の新たな任務における成功を確信している」と述べた。


《森脇稔》

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