住友ゴム工業は9月22日、PlayStation4およびPlayStation5向けドライビングシミュレーター「グランツーリスモ7」および「グランツーリスモ ワールドシリーズ」の公式タイヤパートナーに就任したと発表した。
【画像】住友ゴムが公式タイヤパートナー就任した「グランツーリスモ」
本パートナーシップは、長期経営戦略「R.I.S.E. 2035」で掲げるDUNLOP(ダンロップ)を基軸とするブランド戦略に基づく取り組みの一環だ。同社は2025年1月に欧州・北米・オセアニア地域における四輪タイヤのDUNLOP商標権等を取得し、グローバルにDUNLOPブランドで事業を展開することが可能となった。
ポリフォニー・デジタルが開発した「グランツーリスモ」シリーズは、1997年の初登場以来、PlayStation向けのドライビングシミュレーターとして高い評価を受けており、現在も世界中のプレイヤーを魅了し続けている。

2025年の「グランツーリスモ ワールドシリーズ」第2戦(ドイツ・ベルリン)から、住友ゴム工業は同シリーズ選手権のオフィシャルタイヤパートナーを務める。今後の「グランツーリスモ7」のゲームアップデートでは、DUNLOPブランドがさまざまな形で登場する。
具体的には、「ブランドセントラル」内のミュージアムにDUNLOPが追加され、130年以上にわたるDUNLOPの歴史や独自技術で開発された製品、モータースポーツ活動などが紹介される。また、パートナーシップを記念して、ゲーム内のサーキットにDUNLOPロゴがトラックサイドの看板として表示される。

車両性能を向上させるパーツを提供する「チューニングショップ」では、プレイヤーがDUNLOPタイヤを選択できるようになる。さらに、DUNLOPをテーマにしたタイムトライアルイベントもゲーム内で開催予定だ。
住友ゴム工業は100年以上にわたりモータースポーツ活動に取り組み、数々の実績を積み重ねてきた。今後は、モータースポーツ活動のさらなる展開を図るとともに、DUNLOPブランドの認知度向上とグローバルでの価値最大化を目指していく。