SUBARU(スバル)のグローバルBEVラインナップの第2弾となる新型SUV『トレイルシーカー』の日本仕様が、「ジャパンモビリティショー2025」に登場した。2026年春の発売を予定していることが明らかになった。
4月に開催されたニューヨークオートショーでお披露目されたトレイルシーカーは、BEVならではの緻密な制御による走行性能と、クロスオーバーユーティリティビークルとしての機能性を高い次元で両立。日常でも非日常でも使いやすく、アクティブで新しいライフスタイルを後押しするモデルだ。
スバル トレイルシーカー(ジャパンモビリティショー2025)
先にアメリカで発表され。29日に日本でも発表された『ソルテラ』の商品改良車をベースに、内外装や荷室、動力性能を大きく変化させた。外装について、「ソルテラは都会向けに洗練された方向に進化させたのに対して、トレイルシーカーはラギット方向に大きく変化。大型の樹脂クラッティング、ルーフレールを装備するとともに、前後のデザインもよりラギットな方向に仕上げた」とSUBARU商品事業本部プロジェクトゼネラルマネージャーの井上正彦さんは語る。
内装もソルテラの基本パーツを流用しながら、表皮やカラー、シボを変更。ブルーとブラック内装を組み合わせた。
SUBARU商品事業本部プロジェクトゼネラルマネージャーの井上正彦さん動力性能は、フロントだけでなくリアにも167kWのモーターを搭載しAWD化。システム最大出力は280kWで、0-100km/h加速はソルテラからさらに0.6秒速い4.5秒を記録する。さらに新型ソルテラのAWD制御をさらに進化させ、「左右差回転差のフィードバック制御を採用。その結果、よりドライバーの狙い通りに修正舵が少ない走りを実現した」という。
井上さんは、「乗った感じは『BRZ』などのスポーツカーに近しい運動性能を持っている。新型ソルテラのパワートレインが進化したが、そこからさらに進化させたのがこのトレイルシーカーだ」とした。
スバル トレイルシーカー(ジャパンモビリティショー2025)



