パイオニア、安全運転管理システムをアップデート…点呼機能に健康状態確認を新設

「MobilityOne 安全運転管理」
「MobilityOne 安全運転管理」全 2 枚

パイオニアは、フリート管理システム「MobilityOne(モビリティ・ワン) 安全運転管理」のアップデートを実施し、ドライバーや車両の状態を確認する「点呼機能」を拡充したと発表した。

【画像全2枚】

近年、EC市場の拡大に伴い、貨物軽自動車を使用した運送・配送件数の増加による事故件数が増えており、運行前後に行う安全運転管理の重要性が高まっている。こうした背景を受けて国土交通省は、2025年4月に貨物軽自動車運送事業者に対して点呼の実施・記録を求める制度改正を行い、安全対策の強化を進めている。

今回のアップデートでは、「点呼機能」のこれまでの確認項目「酒気帯び確認」「日常点検」に、ドライバーの「健康状態確認」と運転免許証の「携行物確認」を新たに追加した。これにより、社用車や営業車などを運用する企業の安全運転管理者が、ドライバーの状態をより多角的かつ確実に把握・管理できるようになる。

また、点呼承認時に指示事項をコメントとして記録できる機能の追加や、迷わず直感的に操作できるユーザーインターフェースへの刷新により、業種を問わず、より確実で効率的な安全運転管理業務の実現をサポートする。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. 「新時代が来た」日産『エルグランド』に新型登場!…アルファードの対抗馬となるか、注目集まる
  3. 次期『コペン』はFR駆動に、ダイハツ「K-OPEN」初公開…ジャパンモビリティショー2025
  4. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. もう1台の次期『コペン』、「K-OPENランニングプロト」はホイールベースが違う…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る